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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?

  • 2024年06月03日 公開
  • 2024年06月03日 更新

一人暮らしや自宅での生活に不便や不安を感じて老人ホームを探している中で、『サービス付き高齢者向け住宅』を知り、「サービス付き高齢者向け住宅ってなに?」、「どんなサービスが受けられるの?」ということが気になっている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、サービス付き高齢者向け住宅の概要・サービスや他の老人ホームとの違い、入居するまでの流れなどをご紹介しています。ぜひご一読ください。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?

サービス付き高齢者向け住宅とは、高齢者が安心して暮らすためのバリアフリーの設備やケアの専門家による支援を受けることができる賃貸住宅です。

『高齢者住まい法(高齢者の居住の安定確保に関する法律)』に定められスる住宅であり、平成23年に創設されてから高齢化の進行に伴い施設の数が急速に増えています。

令和2年10月時点では、全国に『7,716施設』、『260,032戸』のサービス付き高齢者向け住宅が登録されています。

サービス付き高齢者向け住宅で受けられるサービスとは?

それでは、サービス付き高齢者向け住宅で受けられるサービスについて具体的に見ていきましょう。

サービスの内容

実施状況

状況把握・安否確認

緊急時の通報

生活相談

食事サービス

来訪者対応

ゴミ出し

買い物代行

通院送迎・付き添い

健康管理

介護サービス

医療的サービス

×

※ ◯:提供しているサービス △:施設によって提供していなことがあるサービス ×:外部機関・事業所を利用するサービス

このように、『状況把握サービス』と『生活相談サービス』を中心に、施設によって食事サービスや生活を支援するサービス、介護サービスなどの有無に差があります。

状況把握サービスとは?

サービス付き高齢者向け住宅で提供される状況把握サービスとは、原則1日1回以上、入居者の体調などを確認するサービスです。また、もしも何かあった時には、病院への連絡や救急車の手配などを行います。

生活相談サービスとは?

生活相談サービスとは、入居者から生活を送る中で感じる不安や介護や医療の必要性などの相談を受け、適切な窓口を紹介して介護サービスの利用や病院の受診、その他の社会活動への参加に繋げるなどのサポートを行うサービスです。

食事サービスは?

食事サービスは、朝食、昼食、夕食の食事の提供、配膳、片付けなどを行うサービスです。1食ごとに料金が設定されていて、利用した分の料金を支払う仕組みが一般的です。

生活支援サービスとは?

生活支援サービスとは、入居者がより良い生活を送るためにスタッフが支援するサービスです。

このサービスでは、来客の取り次ぎや郵便物の受け取り、日用品の買い物代行、居室の掃除、洗濯サービス、外出・通院の送迎・付き添い、介護予防教室などを行っています。

介護サービスを受けたいときは?

サービス付き高齢者向け住宅では、介護サービスを提供していません(一部、介護保険サービスを提供している施設もあります)。

そのため、入居してから介護が必要になった人や介護サービスを受けることで自立した生活を送れる人は、外部の介護保険サービスと契約し、デイサービスやデイケア、訪問介護といった介護サービスを受けることになります。

医療を受けたいときは?

サービス付き高齢者向け住宅では、介護保険サービスを提供している施設を除くと、看護職員を配置して健康管理を行っていることは少ないです。

ですから、持病がある場合や体調不良で医療機関を受診したい時は、近隣の医療機関を受診することになります。

サービス付き高齢者向け住宅の費用

ここではサービス付き高齢者向け住宅の費用の仕組みについて見ていきましょう。

このように、『住居』であることから、賃料や共益費、管理費などの費用があり、それ以外にも生活を送るための費用として、食費、水道光熱費、日用品費、サービス付き高齢者向け住宅が提供するサービスを利用する費用としての生活支援サービス費などがかかります。

サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームとの違いとは?

老人ホームをお探しの方は、老人ホームの種類がたくさんあって何がどう違うのかがわかりづらいと感じているのではないでしょうか?

ここでは、サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの3種類(介護付、住宅型、健康型)を比較して、違いについてご紹介します。

サービス付き高齢者向け住宅

介護付有料老人ホーム

住宅型有料老人ホーム

健康型有料老人ホーム

権利形態

  • 建物賃貸借方式
  • 利用権方式
  • 建物賃貸借方式
  • 終身建物賃貸借方式
  • 利用権方式
  • 建物賃貸借方式
  • 終身建物賃貸借方式
  • 利用権方式
  • 建物賃貸借方式
  • 終身建物賃貸借方式

入居一時金

なし

施設による

施設による

施設による

敷金

施設による

施設による

施設による

施設による

介護サービス

なし

あり

なし

なし

要介護度

  • 自立
  • 軽度の要介護度
  • 要支援1~2
  • 要介護1~5
  • 自立
  • 軽度の要介護度
  • 自立

年齢

60歳以上

65歳以上

60歳以上

60歳以上

このように、サービス付き高齢者向け住宅と介護付き有料老人ホームを比較すると、『介護サービスの提供の有無』に差があるので、入居条件である年齢や要介護度に違いがありますが、住宅型有料老人ホームと比較すると違いは、契約形態、料金体系、サービスなど、その施設ごとによる違いが大きいといえます。

サービス付き高齢者向け住宅を選ぶ人の特徴

サービス付き高齢者向け住宅はどのような人に選ばれているのでしょうか?

ここでは、サービス付き高齢者向け住宅を選ぶ人の特徴をご紹介します。

サービス付き高齢者向け住宅を選ぶ人の特徴

  • おおむね自立した生活を送ることができる
  • 専門的な医療、医療的ケアを受けていない
  • 急に体調を崩すなど、何かあった時に不安を感じることがある
  • 自宅にいると他の人と話す機会が少なく、話す機会を持ちたいと思っている
  • ちょっとした介護サービスが必要な状態になっても同じ住居で生活を継続したいと思っている
  • 介護が重度化したら専門の老人ホームへ転居を考えている
  • 入居時の初期費用を抑えたいと思っている
  • 外出、外泊など自由にできる施設に入居したいと思っている

サービス付き高齢者向け住宅の入居までの流れ

ここではサービス付き高齢者向け住宅に入居するまでの流れを簡単に説明します。

サービス付き高齢者向け住宅を選ぶときの注意点とは?

サービス付き高齢者向け住宅を選ぶ中で注意すべきポイントとして、皆様の希望の条件や将来的な希望にその施設が合っているのか確認することが重要です。

そのため入居前にパンフレットの確認、施設見学、問い合わせなどを行い、対応状況などをしっかりと確認しておきましょう。

受けられるサービスの内容を確認しましょう!

まずは、受けられるサービスの内容とその料金について確認しましょう。

サービス付き高齢者向け住宅では、日々の体調を確認し、何かあった時には救急車や病院への連絡を行う『状況把握サービス』と入居者から相談を受け、介護や医療の窓口へつなぐ『生活相談サービス』が必ず受けられるサービスとなっています。

それ以外のサービスは施設によって提供の有無、内容などに差があります。

例えば、通院の送迎・付き添いサービスでは、提供している施設と提供していない施設があり、提供している場合でも、病院までの送迎を行うだけの送迎サービスなのか、病院内で受付などを済ませて待合席で受診が終わるまで付き添いを行うサービスなのかといった違いがあります。

このような違いがあるので、具体的にどのような内容のサービスを受けられるかをしっかりと確認しておきましょう。

退去の条件を確認しましょう!

サービス付き高齢者向け住宅で定められる退去の条件も、入居する施設によって異なります。

また、目安になる状態についても具体的な定義があるわけではないので、おおよその判断基準を事前に確認しておくことで「退去を勧められたが、納得できない!」ということを防ぎましょう。

退去条件の例

  • 料金の支払いができない場合
  • 居室の使用目的と違う利用の仕方をした場合
  • 許可なく増改築した場合
  • 禁錮以上の刑に処せられることがある犯罪行為を行った場合
  • 暴力団等の構成員等であることが判明した場合
  • 他の入居者やスタッフ、近隣住民等への迷惑行為等があった場合

スタッフの配置を確認しましょう!

法律上、サービス付き高齢者向け住宅のスタッフの人数は日中帯に1人以上ということしか定められていません。

スタッフの人数や夜間帯のスタッフの配置(いる・いない)は、施設によって異なるということになります。

サービス付き高齢者向け住宅へ入居する方は、特に、深夜や早朝でも体調不良を訴えた時に、スタッフがすぐに駆けつけてくれて相談に乗ってくれること、場合によっては病院の手配などの対応をしてくれることを希望していることが多いようです。

また、日中帯のスタッフの数もあまりに少ないと、「声を掛けづらい」「サービスをお願いできない」ということにもつながってしまいます。

そのため、スタッフの配置状況や夜間の配置の有無、夜間帯の連絡方法などをしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

サービス付き高齢者向け住宅は、状況把握サービスや生活相談サービスを中心に施設によって提供されるサービスに違いがあります。

また、似たようなサービスを受けられる老人ホームもあるので、どのような施設が自分に合っているのか迷うことは多いでしょう。

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満足のいく老人ホームの生活は、どの施設に入居するかで大きく異なることがあります。
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