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健康型有料老人ホームの費用大全|安く済ませるためのポイントなど気になる情報を紹介!

  • 2024年10月04日 公開

有料老人ホームの一つに健康型有料老人ホームがあります。

ここでは、健康型有料老人ホームで有意義な生活を送る為に、選ぶ際のポイントと、費用を抑えるための情報についてお伝えします。

健康型有料老人ホームの費用について

健康型有料老人ホームの費用は大きく分けて、入居する前に必要な「入居一時金」と、入居後に必要な「月額費用」の2つがあります。

ここでは入居一時金と月額費用、その他必要な費用について解説します。

健康型有料老人ホームの入居一時金とは?

入居一時金とは、費用に含まれる賃料を前払いする仕組みのことをいいます。

施設によって0円〜数億円と様々なプランがありますが、入居一時金として賃料を前払いすることによって月々の費用が減額されます。

入居一時金なしで入居できる施設もありますが、その場合は、月額の費用負担が大きくなります。

入居一時金は契約後の入居期間が何年間ほどであるかを想定して計算されるため、退去や死亡などで実際に入居した期間が想定よりも短ければ、その分支払った入居一時金が返却されます。

これを償却といい、その計算方法は以下の通りです。

入居一時金×(1-初期償却率)÷償却期間×(償却期間-入居期間)=返却金

詳しくは入居する施設に直接問い合わせることをおすすめします。

健康型有料老人ホームの月額費用の内訳

ここでは、健康型有料老人ホームの一般的な月額費用の内訳を解説します。

賃料・管理費・食費

  • 賃料

入居するための家賃のことをいいます。 健康型有料老人ホームの賃料は施設ごとに定められています。

施設によって、居室が広く設計されている、駅からのアクセスがいい、温泉やジムなどのレクリエーション施設が充実している、など条件が良い施設は賃料も高くなる傾向にあります。

また、賃料を入居一時金として初めに一括で支払っている場合は、月々の支払いは発生しません。

  • 管理費

施設によっては運営費など呼び方は違いますが、こちらは施設を管理したり、運営したりするために使用されます。

共用部の維持費や光熱費、燃料費に使用されていることが多いですが、定められた基準はないため、使い方は施設によって異なります。

管理費の内訳については施設から直接説明を受ける必要があります。

  • 食費

施設ごとに食費は大きく異なります。

毎食、ご飯・パン・麺類もしくは和食・洋食・中華など自由にメニューを選ぶことができたり、施設にシェフを呼んで調理をしていたりする施設は、その分食費も高額です。

1食ごとに費用を設定している施設が多い傾向にあります。   

介護サービス費

健康型有料老人ホームは、自立型有料老人ホームとも呼ばれることがあり、基本的には生活が自立している方に向けた施設です。

食事介助、排泄介助、入浴介助などの介護サービスは提供されておらず、基本的には食事の提供、洗濯、清掃、緊急時対応、見守りサービスなどが主なサービス内容となっています。

認知症が進んだり、持病が重くなったり、介護が必要になったりした場合は、外部の介護サービスを個別に契約することが出来ることもあります。

しかし、それだけでは対応できない際は介護サービスを提供している他の施設に移る必要があります。

上記以外にかかってくる費用について

上記の月額費用以外に、発生する費用として日常生活費があります。

こちらは日々の生活で使用する日用品(ティッシュペーパー、シャンプー、歯ブラシなど)や、理美容代、医療費などが含まれます。

なお、老人福祉法第二十九条第6項で現在月額費用として認められているものは賃料、敷金、介護等その他の日常生活上必要な便宜の供与となっています。

施設によって日常生活費の名称は異なっている場合があるので、契約時には月額費用の内訳について細かく確認することをおすすめします。

健康型有料老人ホームの費用相場


健康型有料老人ホームは施設によって入居一時金や月額費用を各々の判断で設定している為、費用が大きく異なります。

さらに介護が必要になり、個別に外部の介護サービスを利用した場合は、その分費用がかかっていきます。

一般的な健康型有料老人ホームの費用相場は、入居一時金の初期費用が0~数千万円程度、月額費用が10~50万円程度です。

実際に群馬県高崎市にある健康型有料老人ホームの入居にかかる費用を例にすると、

  • プラン1 入居金一括払い・1人入居・47.2㎡    

    入居一時金:19,200,000円

    月額費用: 74,100円

  • プラン2 入居金分割払い・1人入居・47.2㎡    

    入居一時金:2,940,000円

    月額費用:165,100円

となっています。

もちろん上記は一例であり、地域やサービスによって費用は大きく変わってくるため、詳しくは検討中の健康型有料老人ホームに直接お問い合わせください。

健康型有料老人ホームに入居するうえでの補助金や助成金一覧


健康型有料老人ホームに入居する際、所得に応じて以下の制度を利用することにより、高額になった医療費・介護サービス費が払い戻される場合があります。

高額介護サービス費

健康型有料老人ホームに入居し、外部の介護保険の介護サービスを利用した場合に限り、高額介護サービス費が適用されます。

介護保険サービスの利用料は、個々の所得などに応じて1カ月間に支払う費用の限度額が定められており、一般的な所得の方の負担限度額は44,440円となっています。

1カ月間で利用した介護サービスが、この負担限度額を超えた場合、自治体に申請することにより、高額介護サービス費として超えた分の費用が払い戻されます。

高額介護サービス費の支給対象となった場合は自治体から申請書が送られて来て、その申請が受理されると「支給決定通知書」が届き、指定した口座へ振り込みが行われます。

ただし、以下の利用料は高額介護サービス費の対象となりません。

  • 介護保険の給付対象外の利用者負担分
  • 支給限度額を超え、全額自己負担となる利用者負担分
  • 福祉用具購入にかかる負担
  • 施設における居住費および食費
  • 理美容代などの日常生活に要する実費

あくまでも健康型有料老人ホームに入居し、外部の介護保険サービスを利用した場合の適用となるのでご注意ください。

高額医療・高額介護合算療養費制度

高額医療・高額介護合算療養費制度とは、健康型有料老人ホームに入居しながら介護保険サービスを利用し、さらに医療を受けた場合に適用される制度です。

医療保険(国民健康保険、被用者保険、後期高齢者医療制度の各保険)における世帯を単位とし、1年間(毎年8月1日~翌年7月31日)に支払った医療保険と介護保険サービスの合算が自己負担限度額を超えた場合に、支給されます。

自己負担限度額は、年額56万円を基本として各医療保険制度や被保険者の所得や年齢に応じて細かく設定されています。

高額医療・高額介護合算医療制度の支給対象となった場合は、自治体に申請すると「介護負担額証明書」が送られて来ます。

その介護自己負担限度額証明書を、医療保険者に申請書と一緒に提出し、手続き完了です。

なお、上記でご紹介した高額介護サービス費と併用して利用する際は、高額介護サービス費で支給された額が差し引いて支給されます。

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健康型有料老人ホームの費用負担を下げる方法


健康型有料老人ホームの費用を下げるためには、下記のような対策を行うことが有効です。

立地や設備、サービスなどどこかで折り合いをつける

居室の広さ、食事の豪華さ、施設設備の充実、アクセスの良さなど、条件が良ければ良いほど、それにともなって費用も高額になります。

算出できる費用と自身の生活におけるこだわりを踏まえたうえで、重視したいこと、重視しなくてもよいことを整理してみましょう。

また検討している施設の入居者はどんな生活をしているのか、可能であれば見学に行ってみるのもおすすめです。

条件が合えば公的施設(特養など)を検討する

健康型有料老人ホームの入居費用を安くするという論点からは外れますが、要介護度が3以上の方は特別養護老人ホームへ入居するという選択肢もあります。

特別養護老人ホームは初期費用(入居一時金)が0円、月額費用は要介護度や居室の種類によって、約7~15万円程度で利用可能です。

しかし特別養護老人ホームは待機者が多く、申し込みをしても長期間入居出来ない可能性が大いにあります。

特別養護老人ホームの入居判断基準は、対象者がどれほどの介護を必要としているかを点数化し、点数の高い順から入居出来る仕組みとなっています。

その為、要介護度が高い、介護をする家族がいない、認知症であるなど自宅での介護が手に負えない状況にならないと入居出来ないこともあります。

安心出来る暮らしを守る為にも、一旦民間の老人ホーム等に入居しながら特別養護老人ホームに申し込みをすることをおすすめします。

補助金や助成金制度を利用する

介護サービスを利用している場合に限り、前述の高額介護サービス費や高額医療・高額介護合算療養費制度を活用することで、出費を抑えることが出来ます。

支給の対象になるかどうか分からない場合は、ぜひお住まいの自治体に相談してみてください。

出来る限り多くの施設を比較検討する

健康型有料老人ホームについての情報はインターネットなどで簡単に集めることが出来ますが、健康型有料老人ホームのように「有料老人ホーム」といわれるものには他にも「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」などがあり、さらに各施設で「○○型」などと枝分かれしている為、分かりにくい面があります。

自治体によっては老人ホームの一覧が用意されていたり、担当のケアマネジャーがいれば情報をもらうのもひとつの手でしょう。

出来る限り多くの情報を集めることで、自分に合った施設を見つける手掛かりとなります。

健康であれば介護サービスの使用を控える

生活が自立しており、特段の支障がないのであれば、介護サービスの使用を控えることで無駄な出費を抑えることが出来ます。

毎日が充実していて健康型有料老人ホームに入居する理由がないのであれば、住み慣れた自宅で自由に生活することを視野に入れても良いかもしれません。

健康型有料老人ホームは生活保護でも入居できる?


健康型有料老人ホームは、場合によっては生活保護でも入居することが可能です。

しかし、全ての健康型有料老人ホームに入居できるわけではなく、生活保護の受け入れを行っている施設にのみ入居出来ます。

検討している健康型有料老人ホームが生活保護の扶助でまかなえる費用であるかどうかは、直接問い合わせる必要があります。

生活保護には8種類の扶助がありますが、この中で健康型有料老人ホームに入居した際に扶助の対象となるのは生活扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助となります。

費用を扶助の範囲内で収めることが出来れば自己負担は発生しない為、扶助金額と入居後の生活費を計算しておけば、生活保護でも健康型有料老人ホームに入居することが可能です。

健康型有料老人ホームは年金のみで可能?

健康型有料老人ホームに年金のみで入居することは、状況によって可否が分かれます。

国民年金と厚生年金、またそれまでに納めた年金額によって受給額は異なる為、まずは1カ月にどれくらいの年金を受給しているのかを確認することが大切です。

厚生年金を含めた年金の平均月額給付額は、約14.8万円、国民年金のみの方の平均額は約5.5万円となっています。

健康型有料老人ホーム入居の際に、入居一時金を一括で支払う場合、前述のとおり相場は 0~数億円となっている為、国民年金も厚生年金も関係なく、入居一時金がない施設やプランを選択することになります。

さらに月額費用の相場は10~50万円となっており、厚生年金に加入していた場合、人によっては年金のみで生活することが可能ですが、国民年金のみの場合は厳しい状況といえるでしょう。

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健康型有料老人ホームを単純な費用だけで選ぶのは注意!

施設の内容を理解せずに、単純に費用が安いからと施設を選んでしまうと、入居した後にこんなはずじゃなかった…と後悔に繋がってしまう恐れがあります。

健康型有料老人ホームは施設によって様々な特色があり、また費用体系も異なります。

内容が理解できないまま入居してしまうと、想像していたよりも費用が高額になったり、生活に不自由が出てきてしまい心身を病んでしまったりということもあり得ます。

健康型有料老人ホームを選ぶ際には、自分が思い描いている生活にどれだけ近づけるか、そのためには費用はどれくらい必要なのかをしっかり把握し、見学や体験をしながら不明点をなくしていってください。

施設において生き生きと生活が出来るように、費用面のみで選ぶのではなく、複数の施設を比較検討することが大変重要です。

複数施設の見学の設定など個人では対応に苦慮する場合でも、安心介護紹介センターでは経験豊富なオペレーターが現在の状況や希望を踏まえて、ぴったりの施設選びをサポートしてくれます。

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満足のいく老人ホームの生活は、どの施設に入居するかで大きく異なることがあります。
安心介護紹介センターの入居相談員は、高齢者の住まいにまつわる資格を有しており、多くの老人ホームの中から、ご本人やご家族のご希望に沿ったぴったりな施設を選定してご紹介させていただきます。
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