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老人ホームと立地の関係!利便性を考慮した選び方を詳しく解説!

  • 2024年10月04日 公開

交通の利便性がよい、豊かな自然に恵まれているなど、老人ホームの環境は立地によって大きく異なります。

入居後に後悔しないよう、立地条件については事前に確認しましょう。この記事では、老人ホームを選ぶときに気をつけたい立地のポイントについて解説します。

老人ホームの立地で気にしたいポイント

老人ホームを選ぶときに、施設の雰囲気やサービス内容と同じくらい重要なのが立地条件です。

一度老人ホームに入居すると、気軽に他の施設に移ることは困難です。

駅から近い場所がいいのか、自然環境が豊かなところがいいのかなど、入居してから後悔することのないよう、数年先を見据えたうえで検討しましょう。

ここでは、老人ホームを選ぶにあたって重要な立地のポイントを5つご紹介します。

自宅からの距離が近い

知らない土地での生活は、思った以上に大きなストレスが溜まってしまうものです。しかし住み慣れた地域であれば、利用者は安心して暮らすことができるでしょう。

外出の際に慣れ親しんだ公園を散歩したり、なじみの喫茶店でお茶を飲んだり、はたまた親しい友人と会ったりすれば、気分転換をはかることもできます。

以前から参加していた地域のコミュニティや趣味の習い事もやめる必要はありません。入居前とそれほど変わらない生活を送ることができるのは、自宅に近い老人ホームならではの特徴です。

家族にとっても、自宅から近ければ頻繁に面会に行くことができ、利用者の体調に異変があった場合でもすぐに向かうことができるのは大きなメリットでしょう。

駅から近い・交通の便がよい

老人ホームが駅の近くにあると、家族や友人は気軽に面会に行くことができます。仕事帰りに立ち寄ることも可能です。

外出することが好きな入居者にとっても、駅までの移動距離が短いのは大きなメリットでしょう。

また、たとえ駅から離れた場所にあっても、施設の近くにバス停があれば、移動はそこまで負担にはなりません。駅と施設とを結ぶバスの本数が多ければ、なおよいでしょう。

老人ホームによっては、駅から送迎サービスを行っている施設もあります。利用方法や本数など、事前に施設に問い合わせておきたいところです。

公園などの近隣施設が充実している

老人ホームでの生活は長きにわたるため、周辺にどのような施設があるのかという点も重要です。

老人ホームに入居すると、人によってはどうしても部屋にこもりがちになってしまいます。しかし公園や美術館、博物館、図書館、喫茶店、ショッピングセンターなど、入居者が関心を持つ施設が近くにあると、外へ出かけるよいきっかけとなります。

外出は運動不足の解消や気分転換につながります。また、他人とコミュニケーションを取ることで認知症予防という効果が期待でき、日々の生活にも張りが生まれることでしょう。

自然環境に恵まれている

老後はのんびりとした時間を過ごしたい、部屋から四季折々の景色を眺めたいなどといった方に人気が高いのは、周囲に緑豊かな自然が広がる老人ホームです。

閑静な住環境での生活は入居者の精神面に安定をもたらします。近年は都心へのアクセスと自然環境を兼ね備えた老人ホームも増えてきました。

一方、郊外に立地する施設のなかには交通の便が悪く、面会に行きにくいところもあります。その場合は事前に見学をし、無理なく通うことができるかなどを判断するとよいでしょう。

住み慣れた環境に近いこと

これまで都心部に住んでいた人が郊外での生活を望んだり、地方の人が都心に住む子どもに呼び寄せられて知らない土地での生活を選択したりと、老人ホームへの入居を機にいままでの生活スタイルを変えるという方もいることでしょう。

しかし不慣れな環境での生活はストレスの原因になりかねません。できれば住み慣れた環境に近い老人ホームを選ぶのが無難です。

繁華街の賑わいや夜間の車の音などとは無縁だった入居者にとって、それらは大きなストレスとして感じられることもあります。入居後に後悔することのないよう、実際にショートステイを体験して慎重に判断しましょう。

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老人ホームの立地条件によるデメリット

ここまで老人ホームを選ぶうえで重要な立地条件について解説してきましたが、場所によってはデメリットのほうが大きいケースも出てきます。

とくに費用や災害面においてです。 施設を決める際は立地条件のよさだけではなく、デメリットもしっかりと踏まえたうえで検討しましょう。

立地によって費用が変わる

老人ホームを選ぶ際に費用は重要なポイントのひとつです。しかし駅から近く、近隣に商業施設や娯楽施設などが充実しているような都心部にある施設の場合は入居費や月額料金が高くなってしまいます。 これは、土地代や建設費用が高額にのぼるためです。

一方、駅から離れた郊外や地方の施設の場合は費用を比較的安く抑えることはできますが、交通の便はよくない可能性があります。 また、立地と費用に関しては、自治体ごとにかなりの差があることも頭に入れておくと老人ホームを選ぶ時ときの参考になるでしょう。

例えば佐賀県や三重県は、全国でも比較的月額費用が安いことで有名です。

土地が安く、老人ホーム間による競争原理が働いている結果、首都圏では考えられないような安価で入居することができます。

一方、費用がかさむのはやはり東京都や神奈川県、兵庫県などといった大都市圏です。 費用を取るのか、立地を取るのか。入居後に後悔しないためには、家族内で十分に話し合うことが大切です。

防災についての観点

近年、市民の防災の気運の高まりとともに、高齢者福祉施設においても、水害などの危険性に対して日々の備えが大切であるという意識が高くなってきました。 最近では2020年7月、記録的豪雨に見舞われた熊本で球磨川が氾濫し、特別養護老人ホームの入居者14名が命を落とすという悲劇が起こってしまったのは記憶に新しいかと思います。

熊本県のみならず、特別養護老人ホームなど自治体が運営する施設の場合、経営上の理由で土地代が安く、災害に対する課題の多い地域に建設されている施設が多くあります。

それでは民間の有料老人ホームであれば安心かというと、地域差や設備差も大きいのが現状です。

国土地理院が作成しているハザードマップなどを参考に、入居を検討している老人ホームが、どの程度被災する恐れがあるのかは前もって確認しておきましょう。

また、施設内での災害対策や、災害発生時における地域の医療機関や他施設、自治体との連携体制はどうなっているのかなどといった情報も事前に入手しておくことが大切です。

施設によっては、災害時に入居者が自力で避難できるのかなどを示すマークをドアに貼り、職員等に周知徹底しているところもあります。防災マニュアルがしっかりと確立されているか、見学時にたずねてみましょう。

老人ホームに入居する時にどのような立地を選べばよいか

老人ホームを選ぶときは、入居者や家族の5年後、10年後を見据えて選ぶことが大切です。

たとえば自然豊かな環境を求めて地方の施設に入居した場合、入居者は落ち着いた生活を送ることができるでしょう。しかし家族の立場からすると、面会に行くことが負担になってしまう恐れがあります。

また、利便性がよく自然にも恵まれた老人ホームの場合は家族も面会に行きやすく、入居者も不自由を感じることのない日常生活を送ることができるかもしれません。

ただし、施設によっては費用が高額になる可能性があるのは大きなデメリットといえます。

老人ホームの立地条件に求めるポイントは人によってさまざまですが、一般的に自分の力で生活できる場合は本人の希望を優先し、介護の必要性が高く、家族のサポートが不可欠な場合は家族の通いやすい場所を選ぶ方が多いようです。

入居者と家族にとって最適な老人ホームを見つけるためにも、この記事で紹介したポイントやデメリットなどを把握して施設の立地に求める優先度を決め、家族内でよく話し合って検討するとよいでしょう。迷ったときは専門家に相談するのもひとつの方法です。

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