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元気なうちから入れる老人ホームはある?施設の種類と特徴・違いを紹介

  • 2024年10月07日 公開
  • 2025年03月10日 更新

「身体のどこにも悪いところはないが、老人ホームに入居できるのか」といった疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、老人ホームに早期入居するメリットやデメリットにくわえ、介護施設の探し方について解説します。

元気なうちに入れる老人ホームはある?

元気なうちから入れる老人ホームはある

老人ホームは介護が必要な方だけのものではありません。

60~65歳以上であれば、介護認定を受けていなくても入居できる施設があります。具体的にはサービス付き高齢者向け住宅や軽費老人ホーム、シニア向け分譲マンションなどがあります。

元気な人向け(自立専用)の老人ホームも存在する

自立した高齢者のみを対象とした有料老人ホームもあります。

介護を必要としない高齢者専用の施設で、フィットネスジムやプール、趣味の教室など生活を楽しむための設備が充実しています。

入居者同士の交流も活発で、充実したシニアライフを送ることができます。

働きながら入居できる老人ホームも存在する

現在も仕事を続けたい方のために、働きながら入居できる施設もあります。

特に、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームでは、自由な生活スタイルを保ちながら必要なサポートを受けることができます。

門限などの制約も少なく、自宅で暮らすのと変わらない生活を送ることが可能です。

自立型老人ホームとは?

「自立型老人ホーム」という正式な施設種別は存在しません。介護を必要としない高齢者向けの施設を、このように呼ぶことがあります。

これらの施設は、日常生活を自立して送ることができる高齢者を対象としており、60歳以上の方が入居できます。

施設内には食堂や共用スペース、運動・娯楽施設などが整備され、入居者同士のコミュニケーションを図れるよう工夫されています。

多くの施設では医療機関と連携しており、万が一の際には迅速な対応が可能です。自立した生活を送りながら必要なサポートを受けることができるでしょう。

どんな人が元気なうちに老人ホームに入居する?

元気なうちから老人ホームへ入居する理由は様々です。将来への不安や一人暮らしの寂しさ、子どもへの配慮などが挙げられます。

将来に不安がある 

日常生活は自立して送れるものの、年齢とともに体力の衰えを感じ始めた方が、将来への不安から入居を決めるケースが増えています。

特に、緊急時の対応や突然的な体調不良、災害時の避難など、一人暮らしでは対応が難しい状況に備えたいという思いがあります。

施設では24時間の見守り体制が整っており、医療機関との連携も充実しているため、安心して生活を送ることができるでしょう。

一人暮らしが不安・寂しい 

配偶者と死別した方や独身の方が、一人暮らしの不安や寂しさから入居することもあります。

施設では同世代の入居者との交流が生まれ、食事会やレクリエーションを通じて新しい人間関係を築くことができます。

また、スタッフによる定期的な声かけや見守りがあることで、安心感を得られることもあります。

自分が入居する施設を自分で選びたい

元気なうちに施設探しをすると、自分の希望や条件に合うかどうかを自分の目で確かめることができます。

複数の施設を見学し、サービス内容や設備、雰囲気を体験することで、納得のいく選択が可能です。

また、契約内容や費用についても、自分で判断し決定することができるのも大きいでしょう。

家族が心配している

遠方に住む家族が、親の健康状態や一人暮らしの安全面を心配して、施設入居を提案するケースがみられます。

特に、通院の付き添いや緊急時の対応が難しい場合、専門スタッフが常駐する施設での生活を勧められやすいです。

将来の介護に備えて、早めの環境整備を考える家族も少なくありません。本人と家族がよく話し合い、双方が納得できる施設を選ぶことが良いでしょう。

自宅がバリアフリー仕様でない

段差が多い、手すりがない、エレベーターがないなど、従来の住宅設備では日常生活に不便を感じることがあります。

自宅のバリアフリーリフォームには多額の費用がかかり、工事期間中の仮住まいも必要となります。

それならば、はじめからバリアフリー設計で安全性が確保された施設での生活を選択する方が良いでしょう。

何歳くらいで老人ホームに入る人が多い?

調査データによると、老人ホームの入居者は80歳以上の方が大多数を占めています。

年齢別の入居者の割合

65~74歳

75~79歳

80~84歳

85~89歳

90歳以上

特定施設

10%

15%

25%

30%

20%

住宅型有料老人ホーム

15%

20%

25%

25%

15%

サービス付き
高齢者向け住宅

30%

25%

20%

15%

10%

特定施設(介護付き有料老人ホームなど)では、85歳以上の入居者が全体の50%を占め、その中でも85~89歳以上が30%と最も多い傾向にあります。

住宅型有料老人ホームでは、80歳以上の入居者が全体の65%となっており、90歳以上が15%、85~89歳が25%とかなり高齢化がすすんでいます。

サービス付き高齢者向け住宅においても、80歳以上の入居者が45%を占めており、85歳以上の方が全体の35%と過半数を超えています。

一方、75歳未満の入居者は、いずれの施設タイプでも10%前後にとどまっており、比較的若い年齢での入居は少ない状況です。

このように、実際の入居年齢は80代後半から90代前半が多いといえるでしょう。 

何歳から老人ホームへの入居を検討するべき?

老人ホームへの入居時期は、年齢だけでなく本人の健康状態や生活状況、目的に応じた検討が必要です。

充実した老後を送りたい場合

老後の新しい生活を自分らしく楽しみたい方は、入居可能年齢となる60~65歳頃から検討を始めることをお勧めします。

この時期からの検討にはメリットがあります。

まず、自分の目で施設を見学し、サービス内容を比較検討できることです。

体力があるうちに新しい環境に順応でき、同世代の入居者との交流も上手く始められます。

施設内の様々な活動やイベントにも積極的に参加でき、新たな趣味や生きがいを見つけることもできるでしょう。

さらに、元気なうちから入居することで、将来の介護に備えた環境を整えることも可能です。

施設によっては、介護が必要になった際のサポート体制が整っている場所もあるため、将来の生活まで見据えた選択ができるでしょう。

介護が必要な場合

実際の入居者の大多数は、介護が必要になってから入居しています。

要介護認定を受けた方や、自宅での介護継続が困難になった方が、専門的なケアを受けるために入居を決意するケースです。

そのため、入居時の平均年齢は80歳以上となることが多くなります。

ただし、介護が必要になってから急いで施設を探すと、希望する施設に入居できない可能性もあります。

待機者が多い施設では、入居までに数カ月から数年かかることもあるため、ある程度の情報収集は早めに行う必要があります。

また、介護度が重度になると選択できる施設が限られてくる場合もあるため、できるだけ早期に検討することをおすすめします。

元気なうちに入れる老人ホームにはどんなものがある?

自立した高齢者向けの施設は、生活スタイルやサポート内容に応じて選択できます。それぞれの施設の特徴を説明します。

住宅型有料老人ホーム 

自立した方から要介護の方まで幅広く受け入れている施設です。入居のハードルは比較的低い傾向にあります。
60歳以上から入居可能で、食事の提供や生活支援サービス、緊急時対応などのサポート体制が整っています。

入居一時金は0円から数千万円まで幅広く、月額費用は12~30万円程度となっています。
施設内では定期的にレクリエーションやイベントが開催されるため、入居者同士の交流も良好です。

介護が必要になった場合は、外部の介護サービスを利用しながら継続して生活することが可能です。
将来的な介護への備えも考えながら、快適な生活環境を求める方に適している施設といえるでしょう。

ケアハウス 

他と比較して、費用を抑えながら入居できる施設です。60歳以上の自立した方を対象としています。
食事の提供や生活支援、緊急時対応などの基本的なサービスが整っており、安心して生活を送ることができます。
施設内では定期的にレクリエーションが行われ、入居者同士の交流も盛んです。

ただし、人気の施設では待機者が多く、入居までに時間がかかる場合があるため、早めの申し込みをおすすめします。

サービス付き高齢者向け住宅 

60歳以上の自立した方を主な対象とし、賃貸契約方式を採用している施設です。
基本サービスとしては、安否確認と生活相談があります。その他のサービスは入居者が必要に応じて選ぶことができます。

入居一時金は0円〜数十万円程度と比較的低額で、月額費用は10〜30万円以上となっています。

生活の自由度が高いことが大きな特徴です。
外出や外泊の制限が少なく、自分のペースで生活を送ることができます。
レクリエーションやイベントは施設によって異なりますが、入居者同士の交流の機会は確保されています。

介護が必要になった場合は、外部の介護サービスの利用が必要です。
バリアフリー設計で安全性が保たれており、緊急時の対応体制も整っているため、安心して暮らすことができるでしょう。

高齢者向け賃貸住宅 

60歳以上の方を対象とした賃貸住宅です。バリアフリー設計となっているため高齢者が安全に暮らせるよう整っています。
入居時は一般の賃貸住宅と同様、敷金・礼金程度の費用で入居できます。月額は家賃と必要に応じたサービス料が生じる仕組みです。

基本的な住居提供が中心で、サービスは最小限なので、自立した生活を望む方に適しています。
各居室は完全個室で、プライバシーが守られた生活を送ることができます。

レクリエーションやイベントの開催は基本的にありませんが、それだけ自由な生活が可能となっています。

介護が必要になった場合は、外部の介護サービス(訪問介護やデイサービス、訪問看護など)を利用しながら、継続して住み続けることができます。
24時間対応の緊急通報システムが設置されているなど、安心・安全への配慮もなされています。

できるだけ自立した生活を送りたい方や、サービスは必要最小限でよいという方にお勧めとなるでしょう。

シニア向け分譲マンション

物件を購入して住む形態の高齢者向け住宅です。55歳以上から入居ができます。
購入費用は数千万円からと高額ですが、所有権を持つことができ、将来的な資産としても活用できます。
月額費用は管理費やサービス費用として10〜30万円程度が必要となります。

設備面では、温泉やフィットネスジム、カラオケルーム、図書室などの共用施設が充実しており、シニアライフを楽しむことができるでしょう。

基本的な管理サービスやコンシェルジュサービスが提供され、必要に応じて見守りサービスを利用することも可能です。

自由度が最も高い選択肢であり、リフォームや模様替えなども自由にできることが特徴です。
ただし、介護が必要になった場合は外部サービスを利用する必要があります。介護度が重くなった場合は、住み替えを検討しなければならない場合もあります。

資産がある方で、充実した設備と自由のきく生活を望む方に適しているでしょう。

 

住宅型有料老人ホーム

ケアハウス

サービス付き高齢者向け住宅

高齢者向け賃貸住宅

シニア向け分譲マンション

入居費用

0〜数十万円

数十万~数百万円

0~数十万円

敷金・礼金程度

物件購入費
(数千万円)

月額費用

12~30万円

9.2~13.1万円

10~30万円以上

家賃+必要なサービス費用

10万~30万円

サービス内容

生活支援・緊急時対応など

生活支援、食事提供、緊急時対応

生活支援・生活相談

住居提供のみ

基本的な管理サービス、見守りサービス

入居可能年齢

60歳以上

60歳以上

60歳以上

60歳以上

55歳以上

レク・イベントの開催

×

×

介護の提供

×

×

×

入居難易度

簡単

難しい

簡単

そこまでむずかしくない

簡単
(購入資金があれば)

元気なうちに老人ホームに入ることのメリットとデメリット

元気な状態での老人ホーム入居は、様々なメリットとデメリットがあります。自分に合った選択をするためにも、これらの特徴を理解しましょう。

元気なうちに老人ホームに入るメリット 

早めの入居により、充実した生活環境や必要なサポートを受けながら、快適な老後を過ごすことができます。

心身の不安や負担を軽減できる

災害時や緊急時の対応体制が整っているため、一人暮らしの不安が軽くなります。

24時間体制でスタッフが常駐しており、突発的な体調不良に対しても対応が可能です。

また、掃除や洗濯、買い物など、体力的に負担に感じる家事を施設スタッフに頼むことができます。

医療機関と連携しており、災害対策もされているので、健康面においても緊急時においても不安が解消できるでしょう。

レクリエーションやイベントが充実している

定期的に開催される活動に参加することで、生活が楽しめます。

季節行事や文化活動、スポーツ、レクリエーションなど、多彩なプログラムが用意されています。

同世代の入居者との交流が自然と生まれ、新たな人間関係を築くきっかけとなるでしょう。

趣味のサークル活動や教養講座なども豊富で、これまでの趣味を継続したり、新しい興味を見つけられます。

積極的に活動に参加することで、心身の健康維持にもつながり、充実した毎日を過ごすことができるでしょう。

健康管理がしやすくなる

管理栄養士が監修した食事が提供されるため、バランスの取れた食生活を送ることができます。

身体機能の維持向上のための運動や、認知症予防につながる頭の体操も定期的に実施されています。

医療機関との連携がとれており、定期的な健康診断や体調不良時の対応ができます。また、同世代の入居者との交流を通して心理的にも安定しやすくなります。

そのため心身共に良い状態を保ちながら、安心して生活できるでしょう。

自由度が高い暮らし

ここで挙げている施設では、外出や外泊の制限が少なく、自分のペースで生活を送れます。

買い物や趣味の活動、友人との交流など、これまでの生活スタイルを続けられます。

居室は完全個室となっており、家具やレイアウトも好みに応じて自由に置くことができます。

食事の時間もある程度であれば選択できる施設が多く、時間内であれば自分に合った時間に食事がとれるでしょう。また、来客の制限も緩やかなため、家族や友人を呼んで、自由に交流を楽しむこともできます。

必要なサポートを受けながらも、自由度の高い生活が可能となるでしょう。

元気なうちに老人ホームに入るデメリット 

早期入居にはいくつか課題もあります。経済的負担や生活環境の変化など考慮すべき点があります。

費用負担が多い

自立者向けの施設では月額費用が高額になる傾向があります。これは、介護保険の適用がない分、サービス費用が全額自己負担となるためです。若い年齢での入居では、入居一時金も高額に設定されていることが多くみられます。

自立者向けの追加サービスとして、アクティビティ参加費や生活支援サービスなども別途必要となります。

また、長期の入居を想定した場合、将来の介護サービス利用時の追加費用も必要です。予期せぬ出費にも対応できる十分な資金が求められるでしょう。

自宅での生活よりは制約が増える

一般的な施設と比較すると自由度は高いですが、これらの施設においても、ある程度のルールに従う必要があります。

共同生活の場であるため、他の入居者への配慮も欠かせません。施設の規則やスケジュールに合わせた生活リズムの調整が求められるでしょう。

居室の改装や模様替えにおいても、自宅と比べたら制限があります。

ペットの飼育や楽器の演奏、生活音への配慮など、様々な制限事項が設けられている場合が多いです。

このように、自宅での自由な暮らしと比べると、ある程度の制約を受け入れる必要があるでしょう。

環境の変化

慣れ親しんだ自宅や地域を離れることで生活環境の変化が生じます。

買い物や通院など、日常生活のスタイルが変わることが予測されます。

新しい人間関係を作ることや施設での生活習慣になれるためには、個人差はありますが一定の時間が必要です。

家族や友人との距離が遠くなることで、交流が少なくなる可能性もあります。

このような環境の変化は、心理的なストレスとなることもあるため、事前準備は計画的におこなうことが望ましいでしょう。

元気なうちに入れる老人ホーム探しのポイント

快適な老後生活を送るためには、様々な視点から検討を要します。そのポイントを押さえて、じっくりと探していきましょう。

希望する暮らしが実現できるか 

施設での生活が自分の望むライフスタイルに合っているかを確認することが重要です。

レクリエーションやイベントの種類と頻度、食事の内容など、日常生活に関わる部分を確かめましょう。

特に、外出や外泊の自由度は施設によって異なります。趣味活動の継続や友人との交流など、これまでの生活習慣を維持できるかどうかに関わってきます。

また、プライバシーの確保や居室の利用規則なども、快適な暮らしを左右するでしょう。

費用は負担できそうか

 入居時の初期費用と月額費用について検討が必要です。

入居一時金は施設によって0円から数千万円まで幅広く、月額費用も10万円台から30万円以上までさまざまです。

将来的な介護サービスの利用や、医療費や趣味活動の費用など追加費用の発生も考慮に入れる必要があるでしょう。

長期の入居を前提とした場合、これらの状況を考慮したうえで、費用負担を考えることが重要です。

立地

施設の立地は、快適な生活を左右する重要なポイントとなります。

徒歩圏内にスーパーやコンビニがあれば買い物が便利になり、近くに公園があれば散歩を楽しむこともできます。
家族や友人が気軽に訪ねてこられる場所であることも大事になるでしょう。

また、病院が近くにあれば安心できます。

このように、施設の周辺環境は、入居後の生活に大きく影響するため、実際に足を運んで確認することをお勧めします。

設備の充実度

快適な毎日を送るためには、施設の設備や居室の利便性が大切です。

居室には、十分な収納スペースは確保されているか、好みの家具は置けるかなどを確認しましょう。

施設内の共用スペースも大切です。カラオケや読書、庭での園芸など、自分の趣味を楽しめる場所があるかどうかを確かめることをお勧めします。

介護や医療ケアが必要になった場合の対応

介護や医療的なケアの必要になったときに備えて、施設の対応方針を確認することをお勧めします。

対応方針は大きく3つのパターンに分かれます。

  • 介護が必要になった時点で退去が必要な施設
  • 外部の介護サービスを利用しながら住み続けられる施設
  • 施設内の介護棟や系列施設への住み替えが可能な施設

それぞれの場合で必要となる費用も変わります。

退去が必要な場合は新たな施設を探さなければならず、引っ越し費用もかかります。
外部サービス利用の場合は介護保険外の追加料金を要します。
住み替えの場合は新しい居室での費用など、将来的な支出を想定しておく必要があります。

元気なうちから入れる老人ホームを効率的に探す方法

自立した方の入居が可能な老人ホームの中でも、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームはとくに施設数が多い傾向にあります。

そのため、予算内で希望に応じたサービスを受けられる老人ホームを自身で探すのは難しいといわざるを得ません。

そこで老人ホームを効率的に探すためにも、以下の相談窓口を利用するとよいでしょう。

  • 地域包括支援センター
  • 居宅介護支援事業所
  • オンラインの介護施設紹介サービス

それぞれの相談窓口の特徴について詳しく解説します。

地域包括支援センター

地域包括支援センターでは、高齢者の権利擁護や介護予防ケアマネジメント以外にも、介護施設の紹介も行っています。

公的機関のため、優良事業者が運営している介護施設を紹介してもらえる点が特徴です。

しかし、地域包括支援センターが担当する地域以外の施設の情報に乏しく、さまざまな施設を比較・検討したい方には不向きな方法といえるかもしれません。

居宅介護支援事業所

居宅介護支援事業所にはケアマネジャーが配置されているため、ケアマネジャーから介護施設の情報を収集できます。

また、ケアマネジャーは利用者のケアプランを作成していることから、身体状態に応じた適切な介護施設を紹介してくれます。

ただし所属している組織の関連の老人ホームなど、紹介する施設に偏りがある可能性がある点には注意が必要です。

オンラインの介護施設紹介サービス

幅広い地域の老人ホームの中から自身に合った施設を選びたい方には、安心介護紹介センターの利用をおすすめします。

安心介護紹介センターは、オンライン上で介護施設の紹介をしているサービスです。

介護の専門知識を持ったオペレーターが、その方の条件や希望をうかがったうえで最適な介護施設を紹介します。

平日はもちろんのこと、土・日・祝日でもオペレーターが入居・見学相談に対応しているため、自身のスケジュールに合わせて気軽に施設探しをすることも可能です。

また、紹介している介護施設は全国に及ぶため、より希望に合った施設を見つけられるでしょう。

現在住んでいる地域以外の施設も検討したい、自身の条件に合った施設を教えてほしいといった方は、ぜひ安心介護紹介センターをご利用ください。

老人ホーム入居までの流れ

老人ホームへの入居は、情報収集から契約までのステップを踏んで進めていきます。一般的な流れを確認しましょう。

情報収集

立地や費用、サービス内容など、希望する施設の条件を確認することから始めましょう。

相談窓口や情報誌の他に、安心介護紹介センターのようなウェブサイトも活用すると、より手軽に情報収集ができます。

施設を見学する

候補となる施設を訪問し、その雰囲気や様子を確認しましょう。

可能であれば食事を試食したり、職員に話を聞いたりすることで、実生活が体感できます。

体験入居ができる施設では、実生活を体験することで、より具体的な暮らしをイメージすることができるでしょう。

契約に必要な書類を準備する

契約の際には、本人確認書類、住民票、印鑑証明書、健康診断書や収入証明書(年金証書、預金通帳等)などを準備することとなるでしょう。

身元保証人の印鑑証明書や収入証明書なども準備が必要となるため、家族や親族との事前相談も大切です。

契約する

契約前に重要事項説明書で、施設の規則やサービス内容、費用を確認します。

月額費用や諸経費など、将来的な費用負担についても明確にしておきましょう。

入居後の生活ルールやサービス内容についても具体的に確認し、わかりにくい点は質問することが大切です。

どの老人ホーム・介護施設にしたら良いかお悩みの方へ

満足のいく老人ホームの生活は、どの施設に入居するかで大きく異なることがあります。
安心介護紹介センターの入居相談員は、高齢者の住まいにまつわる資格を有しており、多くの老人ホームの中から、ご本人やご家族のご希望に沿ったぴったりな施設を選定してご紹介させていただきます。
施設のご紹介から、見学、ご入居まで無料でサポートさせていただいておりますので、ぜひご利用ください。

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