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ショートステイとデイサービスの違いとは?サービスや費用などの観点から両方のメリットとデメリットをご紹介します!

  • 2024年10月07日 公開

ショートステイやデイサービスは在宅介護の負担を軽減できる介護サービスですが、サービスや費用面でどう異なるのか、よくわからない方も多いでしょう。

そこでこの記事では、ショートステイとデイサービスの違いをサービス・費用などの観点から解説します。

ショートステイとデイサービスのサービス面での違いとは?

ショートステイとデイサービスでは、一般的にどちらも送迎車に乗って施設へ出向き、日中に昼食やレクリエーション、入浴などのサービスを受けます。

日中のサービスにはほとんど違いはありませんが、デイサービスでは利用後に送迎車で自宅へ戻るのに対して、ショートステイはそのまま宿泊する点に大きな違いがあります。

ショートステイは生活系の「短期入所生活介護」と医療系の「短期入所療養介護」に大別されます。

「短期入所療養介護」では看護師やリハビリテーションを行う理学療法士などの医療職の配置が手厚く、医療ケアを受けられることが特徴です。

また、デイサービスでは、よく似たサービスに医学的リハビリテーションを提供する「デイケア(通所リハビリテーション)」があります。

デイケアではリハビリテーションが必要な人に対して理学療法士や作業療法士などによる医学的リハビリテーションが提供されます。

なお、デイサービスでは治療を目的としたリハビリテーションは行われませんが、機能訓練の一環としてレクリエーションや体操などが行われています。

ショートステイとデイサービスの費用の違いはどれくらい?

ここでは、ショートステイとデイサービスの費用の違いを見ていきましょう。

ショートステイの費用

次の表は一般的なショートステイの一日当たりの費用をまとめたものです。

記載されている費用はあくまでも一例であり、ショートステイの費用は以下に説明する基本料金や居住費に加えて、食費や理美容代、おむつ代などがかかります。

なお、基本料金には介護保険が適用されますが、居住費や食費、おむつ代など日用品費は自己負担となるため、注意が必要です。

これらをすべて合わせた一般的なショートステイ(1泊2日利用の場合)の費用相場は、4,000円〜1万円です。

短期入所生活介護の一日当たりの基本料金

短期入所生活介護の基本料金は介護度と部屋のタイプで異なります。

基本的に介護度が重いほど、利用料が高くなります。

また、部屋のタイプでは、4人以下の相部屋となる「多床室」の料金が低く、食堂や浴室が共有スペースとなるユニット型の料金が高めの設定となっています。

 

要支援1

要支援2

要介護1

要介護2

要介護3

要介護4

要介護5

多床室

446円

555円

596円

665円

737円

806円

874円

従来型個室

446円

555円

596円

665円

737円

806円

874円

ユニット型個室
ユニット型個室的多床室

523円

649円

696円

764円

838円

908円

976円

短期入所療養介護の一日当たりの基本料金

短期入所療養介護の基本料金も、短期入所生活介護同様に介護度と部屋のタイプで異なります。

ただし短期入所療養介護では医療ケアを受けられる分、短期入所生活介護よりも料金が高めに設定されています。

 

要支援1

要支援2

要介護1

要介護2

要介護3

要介護4

要介護5

多床室

610円

768円

827円

876円

939円

991円

1,045円

従来型個室

577円

721円

752円

799円

861円

914円

966円

ユニット型個室
ユニット型個室的多床室

621円

782円

833円

879円

943円

997円

1,049円

ショートステイの居住費

居住費とは、施設に宿泊する際の「滞在費」のことです。以下の表は短期入所生活介護の居住費の一例です。

多床室

840円

従来型個室

1,150円

ユニット型個室

1,970円

ユニット型個室的多床室

1,640円

居住費は介護度による料金差はありませんが、部屋のタイプで料金が異なります。基本料金と同様にユニット型や個室が高く、多床室が低い料金設定となっています。

なお、居住費は食費などと同様に介護保険の給付対象外のため自己負担です。

ただし、所得の低い人には所得の段階(利用者負担段階)に応じて負担が軽減される制度があるので、居住地の市区町村の介護保険担当課へ問い合わせるとよいでしょう。

デイサービスの費用

デイサービスでは利用料金のほか、運動機能向上や口腔機能向上、栄養改善といったメニューを利用する場合に「サービス加算」の費用が加わります。

これらは介護保険が適用されるため、費用負担は1〜3割です。

介護保険が適用されない食費やおむつ代、レクリエーションで使う材料費などは全額自己負担となるため、注意が必要です。

これらを合わせた一般的なデイサービスの一回当たりの費用相場は、1,000〜2,000円程度です。

デイサービスの一回当たりの利用料金

次の表はデイサービスの一回当たりの利用料金の一例です。

デイサービスでの滞在時間と介護度によって料金は異なり、滞在時間が長く、介護度の高い人ほど高くなります。

 

要介護1

要介護2

要介護3

要介護4

要介護5

3時間以上5時間未満

400円~450円

450円~500円

500円~550円

550円~600円

600円~700円

5時間以上7時間未満

600円~650円

700円~750円

800円~850円

900円~1,000円

1,000円~1,200円

7時間以上9時間未満

700円~750円

800円~850円

900円~1,000円

1,000円~1,200円

1,100円~1,300円

ショートステイのメリットとデメリットは?

次に、ショートステイを利用する場合のメリットとデメリットを確認していきましょう。

ショートステイのメリット

ショートステイを利用する場合のメリットは次のとおりです。

介護者の負担をかなり減らせる

ショートステイの最大のメリットは、介護者の負担をかなり減らせる点にあります。

施設に宿泊できるサービスのため、介護者は一時的に介護から離れて休むことが可能です。

とくに介護者の生活リズムが崩れたり、睡眠不足に陥ったりする原因となる夜中の介護負担を減らせるメリットは大きいでしょう。

また、 仕事の都合で家を空けることになったり、旅行したりする際にも安心して介護を任せられるため、介護者の介護以外の時間を充実できます。

被介護者がゆとりをもって生活することができる

ショートステイでは介護施設の一日の流れに沿って入居者と同様の生活を送るため、日中のみの短時間利用となるデイサービスよりもゆったりとした時間を過ごすことが可能です。

ショートステイのデメリット

次にデメリットを見ていきましょう。

なかなか予約が取れない

ショートステイは利用を希望している人が多い人気のあるサービスのため、簡単に予約を取れない場合があります。

利用したい際には、早めに担当のケアマネジャーに相談して施設の空き状況を確認したり、複数のショートステイ先を検討したりすることをおすすめします。

被介護者がショートステイを嫌がる可能性がある

ショートステイではデイサービスとは異なり、介護施設内で生活を送る必要があります。

そのため、環境の変化に慣れることが苦手な人のなかには、ショートステイでの生活にストレスや不安を感じてしまい、利用を嫌がってしまうこともあります。

デイサービスのメリットとデメリットは?

ここでは、デイサービスのメリットとデメリットを見ていきましょう。

デイサービスのメリット

デイサービスはショートステイとは違って施設で生活を送るわけではないため、被介護者が環境の変化に伴うストレスをあまり感じずに利用できることがメリットのひとつといえます。

また、ショートステイで必要となる「居住費」がかからない分、一回当たりの利用料を安く抑えられることも魅力です。

デイサービスのデメリット

日中はデイサービスで被介護者が不在でも、夕方から夜間、翌朝までは介護をする負担は変わらないため、睡眠不足などの生活リズムが乱れる可能性があります。

ショートステイとデイサービスではどちらを選ぶべき?

ショートステイとデイサービスの特徴や費用、メリットとデメリットを見てきましたが、結局のところ、どちらのサービスを選べばよいのでしょうか。

ここでは、ショートステイとデイサービスそれぞれに向いている人についてご紹介します。

ショートステイがおすすめの人

介護と仕事・家事などとの両立が難しく、在宅介護を続けることが厳しいと考えている人や、今後は施設への入居を検討していて、前もって施設での生活を体験させたいと考えている人にはショートステイをおすすめします。

利用者にとっても、突然知らない場所で生活を強いられると大きなストレスになりかねませんが、ショートステイを通じて少しずつ施設生活に慣れていけば、将来、介護施設へ入居することになったときに安心して利用できるでしょう。

デイサービスがおすすめの人

デイサービスがおすすめなのは、仕事や家事をしながらも在宅介護を続けることにある程度余裕があり、日中の介護サービスだけで十分な人です。

介護者にとっては、日中の少しの間だけでも介護から離れることでリフレッシュでき、利用する被介護者にとっても、定期的にデイサービスを利用することが気分転換につながるでしょう。

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