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ショートステイの一日の流れはどのようになっているのか?入所から退所までのスケジュールや入所を検討するときの注意点もご紹介します!

  • 2024年10月07日 公開

ショートステイは在宅介護を受ける高齢者が一時的に宿泊して介護を受けられるサービスですが、施設滞在中に入居者はどのような生活を送っているのでしょうか。

今回は、スケジュールの一例や入居から退去までの流れ、入居の際の注意点などをご紹介します。

ショートステイの一日の流れは?

まずは、ショートステイでの生活を朝・昼・夜に分けて、具体的にどのような活動やケアが行われているかをご紹介します。

なお、今回ご紹介するスケジュールは一例です。施設によって一日の流れは異なるため、利用前に施設に問い合わせて確認するとよいでしょう。

ショートステイでの朝の時間の過ごし方

起床

起床後は、介護スタッフのサポートを受けながら洗顔・着替えなどを行って身だしなみを整えます。

必要に応じてトイレへの誘導・介助などが行われます。

朝食

ショートステイでは必要に応じて食事介助を行い、また一人ひとりの体調・嚥下状態などに応じてソフト食やミキサー食などを提供しています。

対応できる食形態などについては、事前に施設へ確認することをおすすめします。

口腔ケア・服薬

食事を終えたら、持参薬がある人などは薬を飲み、歯を磨きます。内服や口腔ケアは必要に応じてスタッフが見守り・介助を行います。

口腔ケアグッズや内服薬などは入居者の持ち込みとなるため、事前に揃えておきましょう。

バイタルチェック

定時に体温・脈拍・血圧といったバイタルチェックを行い、入居者の健康状態を確認します。

確認項目やタイミングは施設によって異なり、入浴やレクリエーションなどの前に体調確認として行うこともあります。

ショートステイでの昼間の過ごし方

入浴介助

朝食後、少し時間を置いたら入浴の時間です。ショートステイでは入浴は週2~3回としている施設が多いようです。

本人の健康状態や身体機能に合わせて、一般浴だけでなくシャワー浴・機械浴など入浴方法を変更することもあります。

嚥下体操

食事前に頬や舌の筋肉を動かす体操を行うことで、噛む・飲み込むといった機能に関わる筋肉がスムーズに動くようになり、唾液の分泌量も増えるといわれています。

ショートステイでも、こうした嚥下体操を食前に行います。

昼食

午前中の活動が終わると昼食です。朝食同様、本人に合わせた食形態に対応するほか、糖尿病食など基礎疾患に合わせた療養食の提供を行っている施設もあります。

昼食後も口腔ケアを行い、必要に応じて薬を飲みます。

レクリエーション・リハビリ

レクリエーションでは風船バレーやペットボトルボーリングなど身体を動かすゲームだけでなく、塗り絵や張り絵などの創作活動、書道・音楽・川柳などのクラブ活動を行うこともあります。

また、日常生活を送るために必要な動き(日常生活動作)を中心に、身体機能の維持・向上を目指して機能訓練も行います。

ショートステイの機能訓練は、作業療法士など専門資格を持つ「機能訓練指導員」が担当します。

おやつ

活動の合間の休息や水分補給を兼ねて、おやつを食べます。

おやつは洋菓子のほか、季節に合わせた和菓子、幼少期を思い起こすような駄菓子など入居者同士の話のきっかけとなるお菓子が提供されることもあります。

ショートステイでの夜の時間の過ごし方

夕食

夕食も、朝食・昼食時と同様に本人の状態に合わせた食事が提供されます。

食後はスタッフの見守りやサポートを受けながら口腔ケアと必要な薬の内服を行います。

自由時間

夕食が終わってから就寝までは利用者が好きなことをして過ごす時間です。

体力や体調に合わせて自室でテレビ鑑賞をしたり、他の入居者とカラオケを楽しんだりと、思い思いに過ごせます。

就寝

消灯・就寝後もスタッフが待機しているため、トイレ誘導やオムツ交換・体位交換などといった必要な介助のほか、急な体調変化などの緊急時にも対応してもらえます。

ショートステイに入所してから退所するまでの流れは?

ここまでは一日の流れを見てきましたが、次に入居から退去までの流れをご紹介します。

ただし、上記でご紹介した一日の流れと同じくあくまでも一例のため、実際に入居する場合の詳細は施設へ確認しましょう。

ショートステイのスケジュール

  • 入居日

過ごし方

時刻

送迎・入居

9:00~10:00

バイタルチェック

10:00

嚥下体操

11:00

昼食

12:00~12:30

口腔ケア・服薬

12:30

レクリエーション・リハビリ
(合間におやつなど休憩あり)

13:00~17:00

夕食

18:00~18:30

口腔ケア、服薬

18:30

団らん・自由時間

19:00~21:00

就寝

21:00

※バイタルチェックは、すでに入居している方は朝食後などに済ませているため、入居当日のみ到着後に行います。

  • 退去日

過ごし方

時刻

起床

6:00

整容・更衣

6:00~6:30

朝食

7:00~7:30

口腔ケア・服薬・バイタルチェック

7:30

入浴

9:00~

嚥下体操

11:00

昼食

12:00~12:30

口腔ケア・服薬

12:30

レクリエーション・リハビリ

13:00~

退去準備(荷物整理等)

15:30

退去・送迎

16:00

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ショートステイに入所するまでの流れは?

ここからは、ショートステイを利用するにあたって必要な手続きや入居までの流れを解説します。

ショートステイを利用するときは、ケアマネジャーがケアプラン作成と申し込みを行います。そのため、利用目的や希望日程などをケアマネジャーに伝えて、施設の候補を紹介してもらうとよいでしょう。

希望する施設が決まり、希望の日程が空いていることが確認できたら、ケアマネジャーが入居希望者の情報を事業者側に伝え、必要書類を提出します。

この情報や書類を踏まえて入所判定会議が行われ、入居の可否が決まります。

入居が認められたら、事業者と契約を交わします。

契約時には持ち物や入居中の注意点などに関しても説明されることが多いため、その説明や施設のホームページなどを参考に持ち物リストをまとめておきましょう。

実際に準備する際は、作成したリストを見ながら、可能な限り普段使っている物を揃えることがポイントです。慣れない環境でもなじみのある生活用品を使うと、落ち着いて生活できる可能性が高まります。

また、持ち物には名前を記入する・名前タグをつけるなどの準備も大切です。このような対策をしておくことで、紛失や他の入居者との取り違えなどのトラブル予防に役立つでしょう。

ショートステイの入所を検討するときの注意点は?

ショートステイの利用を検討する際は、「予約状況」と「サービス加算」の2点に注意する必要があります。

まずは施設の空き状況です。空室さえあれば急な利用にも対応できるとしている施設は多い傾向にありますが、お盆休みや年末年始などの時期は予約が混み合います。

予約できる時期に関しては施設ごとに「利用の3カ月前から」などの決まりがあるため、前もって利用する日程が分かっていれば早めにケアマネジャーへの相談・予約を行うことをおすすめします。

また、ショートステイでは充実したサービス提供体制を整えている場合に、基本料金に加えて「サービス加算」の費用がかかる場合があります。

加算はサービスが充実している証拠でもありますが、金銭面での負担となることも事実です。

施設を検討する際にはケアマネジャーや施設から入手した情報を整理し、「受けられるサービス」と、それに伴う「加算や全体の費用」を事前に確認しておきましょう。

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