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在宅介護で限界・つらい・大変だと感じたら?

  • 2024年06月03日 公開

ご家族の在宅介護をして自宅での生活を支えている方は、「つらい」「限界」と感じることもありますよね。

この記事では、在宅介護でつらい・大変だと感じることや限界を感じたきっかけ、限界を感じた時の対処法などをご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

在宅介護で大変・つらいと感じることは?

在宅介護では、要介護度が軽い人から重い人、身体機能はしっかりしている認知症がある人や、医療的ケアが必要な人など、様々な状態の人がいます。

介護を受ける人の生活に合わせて在宅での介護を行う方は、在宅系介護サービスを利用していたとしても、その時間以外の長い時間、介護を行っている状況になっているでしょう。

このように在宅介護を行う方が『大変』『つらい』と感じるポイントについてご紹介します。

睡眠不足・休めない

『睡眠不足』や『休めない』ということを大変・つらいと感じている方は多いようです。

介護をしていると、夜間にトイレなどで何度も起こされることや、介護を受ける方の生活リズムが変わり昼夜逆転すること、夜間に何かを探している状況などが起こりえます。

そのような状況で、一緒に起きて時間を過ごし、日中帯は仕事や身の回りの用事などを行うような生活が続くと、睡眠不足やストレスからつらさを感じるようです。

排せつの介護が大変

介護をする中で、『排せつの介護』を大変だと感じる方は多いようです。

身近な人でも、排せつに関わることは介護を受ける側も介護をする側も抵抗があることが多いようです。

特に、おむつ交換などの排せつ物の処理を行う場合は、においや衛生面での負担をきついと感じるようです。

精神的にイライラする

一緒に生活を送る中で、精神的な負担などから『イライラする』ことがあり、それを抑えるのが大変だと感じる方も多いようです。

認知症の症状がある方には同じことを何度も繰り返すことや、何度説明しても今までできていたことができなくなったり、理解できないことや話のつじつまが合わないことを言うこともあります。

そのような時に、イライラしてつらいと感じるようです。

在宅介護の限界を感じたきっかけ

ここでは、在宅介護に限界を感じて老人ホームへの入居を考えたきっかけの例をいくつかご紹介します。

在宅介護の限界を感じたきっかけ①

【独居生活の母親がいたAさん】

ある日、Aさんの母親が自宅の敷地内で洗濯物を干そうとした際、転倒して痛がっていたところを近所の住人が発見して救急車を呼んでくれました。

右足を骨折していましたが、経過は順調だったので退院することになりました。

Aさんは母親の退院後、仕事終わりや休日に母親の様子を見に行っていましたが、母親は自宅での生活に不便を感じていて、Aさんに買い物や掃除、料理、通院の付き添いなどを頼むことが多くなってきました。

Aさんは自分の生活と仕事、母親の介護で休む間もなく、疲れを感じていて、自分の家族や母親と口論になることも多くなりました。

在宅介護の限界を感じて「このままではいけない」と思い、母親と老人ホームへの入居について話し合いをしたところ、母親も申し訳なく思っていて老人ホームへの入居を考えていたことを知り、一緒に老人ホーム探しをスタートしました。

在宅介護の限界を感じたきっかけ②

母親と同居していたBさん

Bさんは、軽度の認知症の診断を受けている母親と二人で暮らしていました。

ある日、Bさんが仕事から帰ってきたところ、母親の姿が見えないことに気がつきました。

玄関には鍵がかかっておらず、靴もなかったことから、「ちょっと近所の友人のところに遊びに行ったのか、買い物でもしているのかな?」と思っていましたが、陽が落ちてあたりが暗くなっても戻らないため、心配になったBさんは慌てて家の付近を探し回りました。

すると、近くにある公園で帰り道がわからなくなって迷っていた母親を見つけることができました。

また、別の日には一緒に外出した先でちょっと目を話した間に母親がいなくなってしまい、大変さと今後の不安から在宅介護の限界を感じました。

在宅介護の限界を感じたきっかけ③

母親と同居していたCさん

Cさんは、認知症の診断を受けた母親と同居していました。ある日、Cさんが買い物から帰ってきたところ、家の中から焦げた臭いがしていて、煙たくなっていました。

慌てて台所に向かうと、ガスコンロの上には火にかかったままの鍋があり、煙が上がっていました。

母親が認知症を患ってからは料理はCさんがしていましたが、Cさんがいないので何かを作ろうとして、鍋を火にかけて、そのことを忘れてしまったようでした。

その時は鍋が焦げただけでしたが、注意をしても忘れて同じような行動をとってしまい、いつか火事になるのではという不安から、在宅介護の限界を感じました。

在宅介護に限界を感じた時の対処法

それでは、これまでご紹介したような場面で、在宅介護の限界を感じた時にはどのように対処すれば良いのでしょうか?

ここでは、対処法をいくつかご紹介します。

在宅介護に限界を感じた時の相談窓口

まずは、『専門家に相談すること』をおススメします。

現在、介護サービスを利用していない人はお住まいの地域の『地域包括支援センター』や『市町村の高齢者の相談窓口』を利用しましょう。

地域包括支援センター等では、介護が必要な方の現状を把握して、皆さんの負担を軽減するために介護保険サービスの利用開始の手続きや適切なサービスの紹介などをしてくれます。

介護サービスの利用を増やす

すでに在宅で介護保険サービスを利用している方は、『担当のケアマネジャーに相談すること』が良いでしょう。

介護保険サービスは、利用するにあたって計画(ケアプラン)を作成するケアマネジャーという専門家がいます。

これまでの介護保険サービスの利用だけでは、皆さんの負担が大きく不安を感じる場合は、ケアマネジャーに相談することで、介護保険サービスの利用回数を増やすような提案をしてくれたり、別の介護サービスを含めて調整してくれたり、老人ホームを紹介してくれたりします。

老人ホームへの入居を検討する

在宅介護に限界を感じている場合、『老人ホームへ入居する』ことで、負担や不安を軽減することができるでしょう。

介護保険サービスを提供する老人ホームでは、介護の専門家であるスタッフが24時間・365日の体制で介護サービスを提供しています。

また、医療的ケアやリハビリなどに対応できる施設、認知症ケアを中心に介護サービスを提供する施設など、様々な種類があり、皆さんのご家族の状況に合わせた介護サービスを受けることができるでしょう。

まとめ

在宅介護に限界を感じるかどうかや、限界だと感じる状況やポイントは人それぞれ違いますが、限界を感じる前に様々なサポートを受けられることを知っておきましょう。

その中の代表的なサービスが『老人ホーム等の施設』です。

現在の老人ホームでは、介護の専門家が入居した方が安全で自立した楽しい生活を送ることができるようにサービスが提供されています。

もし、『つらい』『限界』と感じた方は老人ホームの見学等に行っていただき、そのサービスを確認し、生活の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。

老人ホーム探しで、迷ったり、お困りのことがある方は『安心介護紹介センター』にご相談ください。専門の相談員が皆様に合う老人ホーム探しをサポートさせていただきます。

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満足のいく老人ホームの生活は、どの施設に入居するかで大きく異なることがあります。
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