グループホームの1日の流れは?介護サービスやレクリエーションの内容もご紹介します!

グループホームを選ぶ際に1日の生活の流れを知っておきたい方もいるでしょう。この記事では、グループホームの1日の流れとスケジュール例をはじめとして、グループホームの探し方や情報収集に活用できる相談窓口をご紹介します。

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グループホームの1日の流れは?

多くの介護施設では入居者の生活リズムを整えて健康に過ごしてもらうために、おおまかな1日の流れや日課を決めています。

グループホームでも1日の流れを決めている施設が多い傾向にあります。ここでは、グループホームの1日の流れを朝・昼・夕に分けてご紹介します。

なお、グループホームごとにサービス内容や1日のスケジュールは異なるため、入居前に各施設に問い合わせて確認することをおすすめします。

グループホームでの朝の過ごし方

まずは起床から午前中の過ごし方をご紹介します。

起床

起床時間を固定している施設もあれば、入居者一人ひとりの起床時間に合わせて声がけをしている施設もあります。

施設によっては、起床後に介助が必要な方へ排せつ介助やパジャマから普段着への着替え、洗顔・整髪などの朝の身支度をするサービスを提供しています。

朝食

施設の考え方で、集団生活のため食堂で食事をすることを基本としているところと、個人の気持ちを尊重し居室でも可としている施設があります。また、時間を固定して入居者全員で食べる施設もあれば、決まった時間までなら自由に食堂で食べられる施設もあります。

朝食の時間を固定しない施設では、遅い時間に食堂へ来た場合でも温かいものはきちんと温めて提供されます。

また、洋食か和食のどちらかを選べる施設もあります。

口腔ケア・服薬

朝食後には歯磨き(口腔ケア)や服薬介助が行われます。

グループホームの入居者の中には、認知症の症状のために処方薬を飲み間違えたり、飲み忘れたりしてしまう方もいます。決められた服薬方法を守らなければ命の危険に関わる可能性があるため、グループホームを選ぶ際は服薬管理を徹底している施設を選ぶことをおすすめします。

バイタルチェック

グループホームでは毎朝決まった時間に体温、脈拍、血圧、呼吸といったバイタルチェックを行い、入居者の体調の変化を確認しています。

バイタルサインは毎日記録し、いつもと違う異変を感じた際にはすぐに主治医や契約している訪問看護ステーションの訪問看護師に相談して対処できるようにしています。

自由時間

バイタルチェックが終わると朝の自由時間です。

自由時間には介護スタッフと一緒に散歩や買い物などに出かけたり、朝の体操などのレクリエーションに参加したりと自由に過ごせます。

外出やレクリエーションが苦手な入居者の中には、部屋で読書やテレビ鑑賞などを楽しむ方もいます。

グループホームでの昼間の過ごし方

昼食前から夕方までの過ごし方は次のとおりです。

嚥下体操

嚥下体操は食事前にリビングや食堂に集まって行われます。

口や舌を動かしたり、頬まわりをマッサージしたりする体操を行うと唾液がよく出るようになるため、食事が喉に詰まったり、むせたりすることを予防する効果があります。

昼食

正午になると昼食です。

グループホームでは、可能な限り持病を考慮した食事が提供されています。

ただし、施設によって献立のバリエーションは異なるため、見学の際には献立表を確認したり、できれば実際に試食したりするとよいでしょう。

食事は施設生活での楽しみのひとつのため、好みに合った食事を提供する施設を選ぶことをおすすめします。

また、昼食後にも口腔ケアと服薬介助が行われる場合があります。

入浴

昼食をとり、少しひと休みをしたあとは入浴時間です。

入浴が許可されている範囲のバイタルサインの数値で、利用者から体調不良の訴えがなければ、介護スタッフによる介助を受けながら入浴します。

入浴後は水分補給をするためにお茶やスポーツドリンクなどが提供され、脱水症状の予防に努めます。

また入浴で体力を使った方は、そのまま居室で昼寝をする場合もあります。

おやつ

一般的に15時頃におやつの時間が設けられています。

おやつには和菓子や洋菓子、駄菓子などが準備され、日替わりでさまざまなお菓子を楽しめます。

施設によっては、クリスマスに「ケーキ」、お彼岸に「おはぎ(ぼたもち)」など職員と一緒におやつを作るイベントも実施されています。

レクリエーション・体操

グループホームでは、音楽に合わせて簡単にできるテレビ体操やラジオ体操、個人で楽しむ塗り絵や書道、入居者同士が一緒に楽しむジェスチャーゲームやカラオケなどさまざまなレクリエーションが実施されています。

認知症の方は昔のこともよく覚えていることが多いため、お手玉など子どもの頃に遊んだものを活動に取り入れたり、懐かしい歌や映像などを使ったりして楽しめる内容に工夫されています。

レクリエーションには、脳を活性化する効果があります。また、日中にしっかりと活動することで適度な疲れを感じ、食欲増進や夜間の安眠という健康維持にもつながります。

グループホームでの夜の時間の過ごし方

夕食から就寝までの過ごし方をご紹介します。

夕食

食事前には介護スタッフと一緒にテーブル拭きや食事の配膳など、個人ができることを分担して食事の準備をします。

食事の際に介助が必要な方は、介護スタッフによる食事介助を受けることが可能です。また、夕食後にも口腔ケアや服薬介助をする場合があります。

就寝準備

夕食が終わると就寝準備です。

介護スタッフがつき添ってリビングから居室に誘導する場合もあります。居室に戻るとパジャマへの着替えやトイレ誘導、おむつ交換などが行われます。

入れ歯の方は寝る前に外して翌朝まで洗浄剤につけておきます。すぐに布団に入って寝る人もいれば、消灯時間までテレビや本を見て過ごす人もいるなど、過ごし方はさまざまです。

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グループホームの1日のスケジュール例

ここではグループホームの1日のスケジュールを2例ご紹介します。

ただし実際はスケジュールどおりにならないことが多く、入居者の気分や体調に合わせて入浴を控えたり、外出の時間を減らしたりする場合もあります。

スケジュール①

過ごし方 時刻
起床 洗面・身支度 7:00
朝食 服薬介助 7:30
口腔ケア 8:00
バイタルチェック 9:00
レクリエーション 入浴 自由時間 10:00
嚥下体操 昼食準備 11:30
昼食 服薬介助 12:00
口腔ケア 12:30
レクリエーション 入浴 自由時間 13:30
おやつ 15:30
夕食 服薬介助 18:00
口腔ケア 18:30
就寝準備 19:30
消灯 21:00

スケジュール②

起床 洗面・身支度 朝食(7~8時の間に)口腔ケア 服薬介助 7:00
掃除・洗濯・朝の体操 9:00
バイタルチェック 水分補給 レクリエーション 散歩 買い物 自由時間 10:00
昼食(12:00~13:00の間) 口腔ケア 服薬介助 12:00
自由時間 レクリエーション 13:00
入浴 13:30
おやつ 水分補給 15:00
夕方の体操 16:00
夕食(18:00~19:00の間) 口腔ケア 服薬介助 18:00
就寝準備 20:00
消灯 22:00

入居者の生活リズムに合ったグループホームを見つけるには?

数あるグループホームの中から自分の生活リズムに合った施設を見つけるにはどうすればよいのでしょうか。

グループホームでは、認知症の専門的な知識と経験のある介護スタッフが常駐し、認知症の方に寄り添ったケアが行われています。

ただし、介護スタッフは入居者の体調に合わせたケアを行っているため、施設によっては一人ひとりに十分なケアが行き届いていなかったり、1日の流れが固定されていることもあります。

グループホームのホームページやインターネットの情報には、施設の生活状況については触れられていないため、ケアの質や1日の流れについて知りたい場合は、実際に見学に行くことをおすすめします。

見学する際は、施設の雰囲気や入居者・スタッフの様子を確認し、見学の担当者(施設長や入居相談員)に、1日の生活の流れや施設でどのような生活ができるのかを質問してみましょう。

入居してから「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、見学をとおして自分の目で確認することが大切です。

グループホームの情報を収集するために活用できる相談窓口とは?

入居予定者に合ったグループホームを探す際は、費用や立地、食事内容、施設の雰囲気などの観点から候補先を絞り、実際に見学に行くことが大切です。

しかし、自分だけで施設の情報収集をするには手間や時間がかかってしまいます。そこで、次にご紹介する3つの相談窓口を活用することをおすすめします。希望に合ったグループホームの紹介のみならず、希望すれば見学の手続きまで進めてくれるので、施設を探す負担を軽減できるでしょう。

地域包括支援センター

地域包括支援センターは、ほぼすべての市区町村に設置されている介護に関する総合的な相談窓口です。家族の介護が必要となった際、まずは地域包括支援センターへ相談する方も多いようです。

地域包括支援センターでは、近隣の介護施設を紹介してくれるだけでなく、高齢者虐待の早期発見と防止、成年後見制度の手続きの支援などの権利擁護に関わるサービスといった高齢者に対する相談を幅広く受けつけています。

担当のケアマネジャー

要介護認定を受けている方や、すでに介護サービスを利用している方はケアマネジャーに相談しましょう。

ケアマネジャーは利用者の介護サービスの調整やケアプランの作成を担当しており、希望に合ったグループホームの情報を提供してくれる可能性があります。

ただし、ケアマネジャーは内情を把握できている施設が紹介しやすかったり、経験が浅ければそこまで多くの施設情報を持っていなかったりするため、紹介してもらえる施設が少ない場合もあります。

安心介護紹介センター

グループホーム選びには「安心介護紹介センター」も活用できます。

安心介護紹介センターでは、実務経験のある介護福祉士や高齢者住まいアドバイザーの資格を持つ入居相談員が、介護施設を無料で紹介するサービスを提供しています。

初めての介護で知識がまったくない方でも、専門スタッフが悩みや疑問を解消してくれるため、安心して利用できるでしょう。希望に沿ったグループホームの情報を提供してくれたり、入居までに起こりやすいトラブルに対応してくれたりする点もメリットです。

また、土・日・祝日でも相談可能のため、平日に時間が取れない方でも自分のスケジュールに合わせて施設を探せます。

加えて、安心介護紹介センターは幅広いエリアの施設情報を提供できるため、より多くのグループホームの中から自分の希望に合った施設を見つけられるでしょう。

どの老人ホーム・介護施設にしたら良いかお悩みの方へ

満足のいく老人ホームの生活は、どの施設に入居するかで大きく異なることがあります。

安心介護紹介センターの入居相談員は、高齢者の住まいにまつわる資格を有しており、多くの老人ホームの中から、ご本人やご家族のご希望に沿ったぴったりな施設を選定してご紹介させていただきます。

施設のご紹介から、見学、ご入居まで無料でサポートさせていただいておりますので、ぜひご利用ください。

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周田佳介

監修者:周田佳介

正看護師、介護福祉士、介護支援専門員、認知症ケア専門士、介護職員等によるたん吸引等の研修指導看護師の資格を取得している。
介護医療現場で13年従事し、今なお現役の訪問看護師として勤務している。急性期病棟や慢性期病棟といった医療機関のほか、特別養護老人ホーム、グループホーム、訪問介護事業所などの介護事業所での勤務経験があり、医療・介護の両面から福祉に携わる。