「すくみ足」ってなに?すくみ足の原因と対策

sukumiasi

「すくみ足」という現象を知っていますか?

パーキンソン病が進行してくると30%~60%の確率で出てくると言われている現象です。 パーキンソン病以外でも、レビー小体性認知症、パーキンソン症候群の一種である大脳皮質基底核変性症、進行性核上麻痺(PSP)などで、すくみ足は発生します。 今回はそんな「すくみ足」の原因や対策についてまとめます。

すくみ足とはどんな足?

足が地面に張り付いたように動かなくなり、「歩こう」と第一歩を踏み出そうとしてもなかなか足が動かせないものです。 本人は歩こうとしているのに足は動かないため、体が前のめりになってしまい、転んでしまうこともあります。 さらには歩きたいように体が動かないため、日常生活にも大きな影響が出る現象です。

どんなときに「すくみ足」は起こるのか

歩き始め以外にも、こんなときに「すくみ足」は起こります。

・方向を変えようとしたとき

・目的地に着く直前

・狭い場所など障害物を見つけたとき

・前触れもなく突然

・L-ドーパ(パーキンソン病の治療薬)の効果が出はじめるとき

・パーキンソン病の治療薬の効果が不十分なときと過剰なとき

また、「すくみ足」は不安やプレッシャーで悪化してしまいます。

改善方法は?

・急いでいたり慌てていると身体が前傾姿勢になりやすく、つまづきやすくなります。「すくみ足」が起こったら、まず心を落ち着かせてあげましょう。

・前傾の姿勢をまっすぐに整え、背筋を伸ばして重心を整えて歩くように声かけをする。

このほかにも「すくみ足」の改善には、聴覚や視覚を刺激するとよいそうです。

《聴覚的刺激》 自分で「1・2・1・2」と声をかけたり、歌に合わせて歩く。

《視覚的刺激》 床に等間隔の横線を書き、それを一つ一つまたぎながら歩いてもらう。

その他のポイントとしては、「一歩の足を高く大きく前に出す」、「歩く前にその場で足踏みをする」ことで歩行はスムーズになるそうです。

すくみ足改善の成功例

杖の先にバーを取り付けることで、視覚的刺激を与えながら一歩一歩を進むための杖は少ないですが市販されています。

「パーキンソンステッキ」、「すくみ足用の杖」と呼ばれているこの杖を使った方は、確かに効果を実感されているそうです。

共感広場に投稿された内容から、自作したすくみ足の杖を使った成功例を紹介します。

先日、医師の問診で歩行の状態を調べているとき、医師が自分の足を患者の前に出して、「これをまたいでください」と言いました。歩幅数センチほどの患者でしたが、直ぐに医師の足をまたぎ、大きな歩幅で歩き出しました。 視覚的キューと言うそうです。キューとはテレビで、スタッフがタレントに「キュー」とやっているそれと同じことで、足をまたぐという、視覚的な「キュー」を出しているそうです。廊下に、50センチほどの間隔で線を引き、それをまたぐように歩かせると、すくみ足が改善すると、パーキンソン病についての本には書かれていますが、同じことです。でも、家じゅうに線を引きまくるのは大変ですね。描かれている線をまたぐのと、自分で差し出した棒をまたぐのだと、足の出方が、後者の方が良い感じが、従兄の場合はしました。 私は、普段使っている一般的な杖に、赤いビニールテープを巻いた、細い鉄パイプを直角に接続して、L字型の杖を作ってみました。 一歩踏み出す度に、自分の前に、赤い鉄パイプを置いて、それをまたぐ意識で歩かせると、手すりをつかんでも、10センチほどしかなかった歩幅が、普通歩幅位に広がって、見ていても歩きやすい感じでした。リハビリ嫌いの人でしたが、「これがあれば、リハビリが出来る」と嬉しそうでした。 それでも、ギクシャクしていて、一人では危ない のですが、トイレに連れて行くときなども、大変楽になりそうでした。 L字型杖も、市販されているようですが、どうせ高価でしょうし、今ある杖につけられますから、非常に安く簡単に出来ますので、私の作り方を説明します。 私は、鉄パイプを接続しましたが、軽い塩ビパイプ(水道管)のほうが、良いかもしれませんが、強度が弱くなって、外れやすくなるかもしれません。その棒に目立つ色の塗装(私は赤のビニールテープを巻いた)をし、接続具は、ビニールハウスの部品を扱っているホームセンターに行って、直角にパイプを接続する金具(200円くらい)で杖とその棒を固定するだけです。杖を持参して、店員さんにサイズ等確認して買ってください。 引用元 介護の共感広場 「すくみ足の原因 ひとつ判明…した感じ(^^♪」

 

投稿者のブルさんは、この方法ですくみ足が改善した理由を「1歩目を出す場所がはっきりするから」だと説明してくれています。

すくみ足のリハビリは、自宅でご家族と一緒に行うほか、リハビリテーション科などで理学療法士の手を借りて行います。

その他にも、専門スタッフが自宅まで来てくれる「在宅リハビリテーション」もありますので、気になる方はケアマネジャーさんに相談をしてみてください。

>>訪問リハビリテーションとは 利用方法と選び方

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