株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保 裕行)が展開するヘルスレント事業※は、9 月 18 日(月・祝)の「敬老の日」を前に、60 代〜80 代の親世代 1,000 人、20 代〜50 代の子世代 1,000 人の計2,000 人を対象に介護に対するアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)に関する実態調査を行いました。
本調査は、ダスキン ヘルスレントが「#いま親のいまを知ろう」をコミュニケーションワードに、いつか直面する介護への備えとして、今から準備することの大切さをご紹介するプロジェクトの第二弾です。昨年発表した第一弾では、親も子もお互いを気遣うばかりに親の「老い」に向き合えない親子関係が明らかになりましたが、今回は、お互いを思う気持ちのすれ違いだけでなく、その根底にあるアンコンシャス・バイアスが介護や介護にまつわるコミュニケーションの妨げになっているのでは、という仮説のもとに調査を行いました。
※ヘルスレント事業:シニアライフの安心と快適な暮らしのサポートを目的に、主に介護保険制度が適用される介護用品・ 福祉用具のレンタルや販売を行う事業。
調査結果のトピックス
- 介護経験者の方が「親孝行」「恩返し」「家族の絆」など、介護をポジティブに捉える傾向
介護のイメージは「負担が大きい」「つらい」などがある一方で、介護経験者は「親孝行」「恩返し」と捉えている。 - 親子の終活問題 お墓やお金の話はできても、「介護」の話はお互いしづらい・向き合えない
「お墓」(親世代 59.1%、子世代 54.6%)や「お金」(親世代 54.9%、子世代 55.9%)については話せても、 「介護」については親世代(25.4%)も子世代(38.9%)もお互いなかなか話せない。 - いざ介護状態、できるだけ自立したい親、家族で介護したい子。親子間の介護バイアス
介護状態になったら、親自身は「できるだけ自立」「外部サービスを利用」と望むも、子世代は「家族で介護」と考える。 - 「介護は家族の問題」という思い込み 男女で意識差がみられる家族観バイアス
「家族が介護をすることは家族愛や親孝行の表れ」「家族に介護してもらえる方がうれしい」と考えがちな男性。
<調査結果サマリー(グラフ)>
■ダスキン ヘルスレント 「親子で向き合う介護レポート 2023」調査概要
調査時期:2023 年 6 月 29 日(木)〜6 月 30 日(金)
調査対象:合計 2,000 人対象
親世代=自身の年齢が 60 代〜80 代で別居の子どもがいる男女 1,000 人
(介護経験あり 500 人・なし 500 人)
子世代=自身の年齢が 20 代〜50 代で 60 代〜80 代の別居する親がいる男女 1,000 人
(介護経験あり 500 人・なし 500 人)
●調査方法:インターネット調査
●調査委託先:マクロミル
※構成比(%)は小数第 2 位以下を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合があります。
■詳しい調査結果はこちら
9 月 18 日(月・祝)は敬老の日、親子で老後について考えてみませんか?
ダスキン ヘルスレント 「親子で向き合う介護レポート 2023」