谷山由華監修記事
医師:谷山 由華(たにやま ゆか)
【経歴】
・防衛医科大学校医学部医学科卒業
・2000年から2017年まで航空自衛隊医官として勤務
・2017年から2019年まで内科クリニック勤務
・2019年から内科クリニックに非常勤として勤務、AGA専門クリニック常勤
内科クリニックでは訪問診療を担当。内科全般、老年医療、在宅医療に携わっている
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数秒前のことを忘れることや、物忘れがつづくと若年性認知症じゃないかと不安になる方もいるのではないでしょうか。そんな物忘れの原因の一つが脳疲労です。こちらの記事では。この記事では、脳疲労とは何か、若年性認知症との違いについて解説します。
飲みこむ力が弱くなってくると、誤嚥がきになりますね。専門家による嚥下リハビリに加えて、自宅でも嚥下体操をすることは大切です。食事の前の嚥下体操で、飲食物が気管に入る誤嚥を防ぐこともできます。この記事では、自宅でできる嚥下体操と飲みこむ力が…
特発性間質性肺炎は原因が明らかではない間質性肺炎のことで、難病として国から指定されています。一般的には緩やかに進行しますが、急性増悪の場合は病状の急変で死につながる危険性もあるため注意が必要です。この記事では、間質性肺炎の基礎知識と日常生…
家族が認知症になると、介護やこの先の事を不安に思う方もいることでしょう。認知症にはいくつかの原因疾患があり、それぞれで進行や平均余命が異なります。また、発症年齢や個人差によっても大きく異なります。この記事では、3大認知症であるアルツハイマー…
質問 近距離別居の実父についての相談です。元々食事に興味がない人でしたが、母が亡くなって独り暮らしになってからはさらに食事量が減り、どんどん痩せて今では160センチで45キロ程度しかありません。食後に飲む薬があるので、朝と夜は冷凍の焼きおにぎり…
質問 最近、実母がアルツハイマー型認知症の診断を受けました。まだ、症状も軽くて家も近いので、こまめに電話をして服薬の確認をしたり、家を訪れて一緒に家事をしたりしてひとり暮らしを継続できています。 要介護1の認定を受け、家事を中心に介護保険サー…
質問 <父が口臭を気にしており、舌についた白いものが原因だと聞いたようで、歯ブラシでゴシゴシとこするようになりました。力を入れてこすっているので心配です。正しいケアの方法を教えてください。 また、舌についた白いものが、本当に口臭の原因なのでし…
ビタミンB12は高齢者が不足しやすい栄養素の一つです。加齢により動物性食品をとらなくなってしまったり、胃腸の機能低下により欠乏してしまったりすることも。この記事ではビタミンB12の基礎知識や摂取できる食品、摂取のポイントについてまとめています。
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、高齢者が引き起こしやすい肺炎です。誤嚥により食物や唾液が気管に入り、肺に炎症が起こって発症します。繰り返しやすいという点も特徴です。この記事では、誤嚥性肺炎に早く気づくために知っておきたい誤嚥の症状、そ…
質問 同居中の実母ですが、重度の骨粗しょう症です。ここ1年間は脊椎圧迫骨折を繰り返していて痛みがあるため、寝ていることが多くなり、気持ちがだいぶ落ちこんでいます。 まだ78歳で、脊椎圧迫骨折前の要介護認定では要支援1でした。友人と旅行に行くこと…
若年性認知症の推定発症年齢は平均で51.3歳です。実際に30代以下で発症することは非常に稀と言われています。一方で若年性健忘症は20代・30代にも多いとされています。この記事では、若年性健忘症を中心に、若い方のもの忘れの原因として考えられること、受…
質問 3年前にアルツハイマー型認知症と診断された母についてです。認知症が進行したようで、最近では時間が分からなくなってきています。 夜中に父を起こして朝食を食べようとしたり、予約の時間よりもだいぶ早くに病院に行き、ずっと待っていたりします。私…
中心静脈栄養の導入を検討しているものの、食事の経口摂取ができなくなるかもと不安思う方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では中心静脈栄養の目的やメリット、デメリット、食事の経口摂取ができるかどうかについて解説していきます。
腸ろうは、お腹から腸に開けた穴からカテーテルを通して栄養を摂取する方法です。腸ろうを造設していても、もちろん自宅で生活していただくことが可能です。この記事では腸ろうについての基礎知識や日常生活で気を付けたいことなどをまとめています。
質問 母が2年前に脳梗塞を起こしました。リハビリのかいもあり、杖で自由に移動できるまで回復。現在は、私の家の近くのサービス付き高齢者住宅でひとり暮らしをしています。頻繁に電話しているのですが、記憶力が低下していることや時々会話が理解できない…
正常圧水頭症は、治療によって症状の改善が期待できる認知症です。早いうちに治療を受けると、低下した歩行機能や失禁など、正常圧水頭症による症状については手術後に大きな改善が見込めます。ここでは正常圧水頭症とアルツハイマー型認知症の症状の違い、…
前頭側頭型認知症は50~60代と比較的若年で発症することの多い認知症です。社会的な関係や周囲への配慮がまったくみられずに行動してしまう症状があり、周囲の方が大変な思いをすることのある認知症です。ここでは前頭側頭型認知症の症状や進行、困った行動…
アルツハイマー型認知症は、認知症の中でも最も罹患者の多い認知症です。認知症の症状には、必ず現れる中核症状と環境や個人によって出たり出なかったりする行動・心理症状(BPSD)があります。この記事では、アルツハイマー型認知症で主にみられる中核症状…
食べ物を嚙み砕いて飲みこむ機能を「嚥下(えんげ)機能」と呼びます。この機能が低下すると、思うように食べ物が飲みこめなくなったり、食べ物が気管に入り、誤嚥性肺炎になる危険があります。こうした危険を回避するためにも、嚥下機能について理解し、診…
認知症の影響で、怒りっぽくなったり、理不尽な文句をぶつけたりしてしまう方がいます。対応する家族としては辛いものですね。一方でこうした症状は、環境を整えたり、対応を変えたりすることで改善できることがあります。こちらの記事では、認知症で怒りっ…
若年性認知症は、65歳未満の方が発症した認知症です。仕事や子育て中の現役世代ということもあり、本人や家族の精神的・経済的な不安は大きいことでしょう。ここでは、若年性認知症の方が受けられる支援や利用できる制度、そして本人との接し方についてご紹…
若年性認知症は、65歳未満の方が発症した認知症です。働き盛りで子育て中の現役世代のため、何かがおかしいと思っても認知症を疑わず診断が遅れてしまうことも。ここでは、若年性認知症の症状や間違われやすい病気、そして受診方法や早期受診のメリットにつ…
胃ろうとは、胃にあけた孔のことです。そこにチューブを通して、直接胃に栄養を送り込みます。様々な原因で口からの食事が難しくなった方に提案されるものですが、胃ろうを設置しても口から食事を摂取することは可能です。 ここでは、胃ろう手術の内容やメリ…
レビー小体型認知症は幻視を特徴とする認知症で、3大認知症と呼ばれているうちの1つです。幻視のほかにもレム睡眠障害やパーキンソン症状など、認知症でイメージするものとは異なる症状が現れることがあります。 ここでは、レビー小体型認知症の症状やどのよ…
パーキンソン病で現れるすくみ足とは、動き始めの1歩が踏み出せなくなる症状です。転倒の危険性もあるため当事者にとっても介護者にとっても日常生活で負担になります。この記事ではすくみ足が起こりやすいタイミングや対応方法についてまとめました。ぜひご…
実際にはそこに存在していないものを見たり聞いたり感じたりする幻覚や、実際にあるものを事実と違ったものとして認識する錯覚は、本人だけではなく家族も混乱してしまうものです。高齢者が幻覚や錯覚を訴えたらどう対応したらいいのでしょうか。この記事で…
本人や家族のためにも、早期発見と早期治療が重要な認知症。身近な家族が変化に気づくことが大切ですが、認知症なのかそれとも年相応の変化なのかを判断するのは難しいものです。この記事では、家庭で認知症をチェックできるポイントを紹介しています。ぜひ…
過度な安静や介助によって引き起こされ、寝たきりの原因にもなる廃用症候群。高齢になると回復にも時間がかかるため、症状を知って早いうちから対応することが大切です。この記事では、廃用症候群の症状や対応方法、予防方法など、あらかじめ知っておきたい…
飲みこみの機能が低下したときなどに起こる誤嚥(ごえん)は、肺炎などのリスクを高めます。この記事では、誤嚥が起こる仕組みや症状、治療、予防方法、気をつけたい食べ物などの基礎知識をまとめました。ぜひ、家庭での誤嚥予防に役立ててください。 誤嚥(…
高齢者のうつ病には、一般的なうつ病と異なる点があります。また、認知症と症状が似ていることもあり、診断が難しい病気です。この記事では、高齢者のうつ病の原因や症状、対応方法などの基礎知識をまとめました。適切な診断と治療開始を目指すためにも、ぜ…
認知症は早期診断を受けて治療することが大切です。ただし、65歳未満で発症する若年性認知症の場合には、年齢が若いため症状と認知症が結びつかず、診断や治療が遅れてしまうことがあります。この記事では、あらかじめ知っておきたい10の初期症状を中心に若…
世代を問わずむくみに悩まされている人はいるものです。加齢によってもむくみは起こりやすくなりますが、病気の症状として現れるむくみもあるため、注意が必要です。この記事では、むくみの症状や原因、対策についてまとめました。ぜひご参考ください。 >>…
せん妄とは、様々な要因によって引き起こされる意識障害です。高齢者には特に起こりやすく、認知症に似た症状が現れます。この記事ではせん妄の要因や症状、認知症との違い、家族ができる対応など、あらかじめ知っておきたい基礎知識をまとめました。ぜひ参…
家族の人生の最期をあなたはどこで迎えさせてあげたいですか?自宅で迎えさせてあげたいけれども自宅ではどうしても難しい、できれば本人が楽に過ごせる場所がいい、安心できる場所がいい等、最期を迎える場所についてはさまざまな思いがあるでしょう。今回…
認知症には中核症状と行動・心理症状(周辺症状/BPSD)があります。行動・心理症状は人によって現れる症状が異なり、介護者を悩ませる症状です。記憶障害の他に睡眠障害、徘徊など、様々な症状が現れる認知症。起こりえる症状にはどんなものがあるのかを確…
認知症の代表的な症状として知られている記憶障害。その症状や進行、自宅でできる対応方法についてまとめました。初期から出てくることのある症状ですので、しっかりと内容を把握しておけば認知症の早期発見にもつながります。ぜひご参考ください。 認知症の…
理解・判断力の障害は、認知症の中核症状のひとつです。症状は幅広く、事故にあう危険性や他人に迷惑をかけてしまうこともあります。また、家族が認知症に気づくきっかけになることもある症状です。この記事ではその症状や対応方法などをまとめています。ぜ…
時間・場所・人が分からなくなる見当識(けんとうしき)障害は、認知症の中核症状のひとつです。この記事ではその症状や進行、自宅での対応方法についてまとめました。アルツハイマー型認知症では初期からみられる症状ですので、内容を把握しておけば認知症…
認知症になると、怒りっぽくなって人格が変わったように思えることがあります。これは「易怒性(いどせい)」という認知症の症状です。薬に頼らなくても改善する可能性があります。この記事では怒りっぽくなる原因や対応方法についてまとめました。ぜひ参考…
自力での寝返りが難しくなると、発生しやすくなるのが褥瘡(じょくそう)です。悪化すると潰瘍が筋肉や骨にまで届き、強い痛みを伴い、状態によっては外科手術が必要になります。この記事では、褥瘡の予防や早期発見に役立つ情報をまとめました。ぜひご確認…
失行とは、運動機能などには問題がないのに動作がうまくできなくなる高次脳機能障害で、認知症でみられる症状の1つです。完治するのは難しいため、うまくサポートすることが必要になります。この記事では、失行の症状がある人への対応に役立つ知識をまとめま…
腸ろうは、病気や障害によって口から食事ができなくなった人が、腹壁と腸との間にチューブを通して、そこから栄養剤を直接腸に注入する栄養摂取法です。メリット・デメリット、在宅でのケア方法など、腸ろうを医師に勧められた場合に本人や家族がぜひ知って…
経口摂取とは口から食べ物を摂取することです。食事は高齢者にとって大切な楽しみの1つですが、食べ物を噛み砕いて飲みこむ力が弱くなると、安全に口からの食事ができなくなることがあります。この記事では経口摂取の意義や継続するポイントなどをまとめて…
経鼻栄養補給(経鼻経管栄養)は、何らかの原因によって口から食事ができなくなった、または必要な栄養を口から十分に摂取できなくなった場合に、鼻の穴から胃まで入れた細いチューブを通して胃に栄養剤を注入する方法です。メリット・デメリット、在宅での…
舌苔とは、舌の表面にある舌乳頭(舌の表面にある凸凹)に付着した白い苔のようなものです。誰にでもできるものdせうが、高齢者になると舌苔が分厚くなり、口腔トラブルを引き起こすことも。本記事ではそんな舌苔が引き起こすトラブルや自宅でできるケア方…
認知症は種類が多くて症状も幅広いため、介護をしている家族が戸惑ってしまったり、異変に気付いても受診するきっかけがつかめなかったりすることがあります。早期発見や早期治療、そして認知症介護のコツをつかむためにも認知症の基礎知識に触れておきまし…
「認知症」という言葉を聞くと多くの方が高齢者がなる病気と思われるかもしれません。ですが、認知症の中でも若年性認知症の場合は高齢でなくても認知症となってしまうため、ご自身の親だけでなく兄弟やパートナーさらにはご自身の子どもが若年性認知症にな…
倦怠感やめまいなど、貧血で悩まされる高齢者は多いですが、その症状の原因はビタミンB12不足かもしれません。 この記事では高齢者に必要なビタミンB12摂取量や、貧血を含めビタミンB12不足の高齢者に心配される症状、さらにビタミンB12を多く含む食品などを…
3大認知症の1つであるアルツハイマー型認知症。認知症という病気の中では比較的聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか。今回はアルツハイマー型認知症がどのような病気であるのか、またご家族など身近な人がアルツハイマー型認知症と診断された…