森裕司

【経歴】
1982年生まれ。
医療福祉系学校を卒業後、約11年医療ソーシャルワーカーとして医療機関に勤務。
その後、一生を通じた支援をしたいと思い、介護支援専門員(ケアマネジャー)へ転身。
2017年1月 株式会社HOPE 設立
2017年3月 ほーぷ相談支援センター川越 開設
代表取締役と共に、介護支援専門員(ケアマネジャー)として、埼玉県川越市で高齢者の相談支援を行っている。
他に、医療機関で、退院支援に関するアドバイザーと職員の指導・教育にあたっている。
医療・介護に関する新規事業・コンテンツ開発のミーティングパートナーとしても活動。大学院卒(経営研究科)MBA取得している。
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質問 同居している義父ですが、起き上がりが大変ということで介護ベッドを利用しようと考えています。 ケアマネジャーからは、要介護2なので介護保険でレンタルができると説明されたのですが、長く使うものなので購入しようかとも考えています。 介護ベッド…
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老健(介護老人保健施設)は在宅復帰を目指すことを目的とした施設で、期間を定めずに入所を続けることは原則としてできません。一方で、老健の入所中に仕事などの状況や本人の状態の変化で在宅復帰が難しくなってしまうこともあるでしょう。こちらの記事で…
そろそろ介護が必要かも?でも本人の年金だけで介護費用が賄えるか心配という方は少なくないのではないでしょうか。介護にかかる費用は「生命保険に関する全国実態調査/令和3年度」によると、月々の介護費用は平均8.3万円と言われています。では、具体的に…
何かとお金のかかる介護生活ではぜひ活用していきたい控除制度。活用するには確定申告や年末調整での申請が必要です。この記事では、医療費控除や障害者控除を中心に、確定申告や年末調整で介護家族が申請できる控除と介護のために住宅改修をした時に知って…
質問 義父ですが、ずっと待機をしていた特別養護老人ホームへの入居が決まりました。現在の住まいから歩いて10分ほどの距離にあるので、できるだけ休みの日などに自宅に帰ってもらえたらなと考えています。 特別養護老人ホームでは車椅子を貸し出してくれる…
質問 認知症のある母と同居しています。だんだんと本人ができることが少なくなり、介護に時間がとられるようになってきました。仕事と介護の両立が難しくなってきたと感じていたところに、やっと要介護3の認定が出たので、特別養護老人ホームの入居を希望し…
親の施設入居で実家が空き家になるのはよくあることです。処分が決まらずそのまま年月が経ってしまうことも。この記事では空き家を残すことのメリット・デメリットや空き家の管理費用、空き家の対策方法をご紹介します。
入浴には身体を清潔に保つ以外にも、血行の促進や、褥瘡(じょくそう、床ずれのこと)の予防、関節の痛みの緩和、リラックスといった効果があります。そんなメリットの多い入浴ですが、認知症の方が拒否してしまうことは珍しくはありません。しかし、無理に…
施設入居後の家族との面会は本人の気持ちを安定させたり、スタッフとのコミュニケーションがしやすくなるなどのメリットがあります。この記事では面会時の注意事項や過ごし方、会えない時のコミュニケーション方法について詳しく紹介しています。
浴槽台(バススツール)は入浴中の姿勢を保ったり、立ち上がりをサポートする福祉用具です。浴槽内椅子とも言います。選ぶ際には、サイズや重さ、高さ調節やお手入れの方法を確認し、無理なく使えるものを選ぶのが大切です。この記事では浴槽台の基礎知識と…
高齢の親が暮らす自宅。段差などで暮らしにくい点も出てくると思います。脳梗塞などの持病があればなおさらですね。介護のためのリフォームでは、かかった費用の20万円までを対象に介護保険が適用されます。ただし、リフォームの内容などについては条件があ…
高齢になるにつれ足があげづらくなり、湯船に浸かりづらくなる方は少なくありません。こんな時には浴槽用手すりや入浴を助ける福祉用具を活用しましょう。この記事では、浴槽用手すりを中心とした、浴槽の高さを解消したい時に利用できる福祉用具について紹…
簡易浴槽は工事不要で設置できるポータブルタイプの浴槽です。介護用のものは介護保険を利用して購入できます。この記事では、簡易浴槽の基礎知識と一般用と介護用の簡易浴槽の違い、簡易浴槽を選ぶポイント、そして簡易浴槽以外の選択肢について解説してい…
介護用の入浴椅子は、身体機能が低下しつつある高齢者の入浴を助ける福祉用具です。様々なタイプがあるため、利用者の状態や、浴室の広さ等を考慮して選ぶ必要があります。この記事では、介護用入浴椅子の基礎知識について、そして利用者の状態別に選ぶポイ…
介護生活は脳梗塞などの病気やケガをきっかけに突然始まることがあります。急な生活の変化や、介護について何もわからず不安になる方もいることでしょう。この記事では、介護関連の相談先について、相談できる内容と共に詳しく紹介しています。
質問 認知症のある実母の介護費用で悩んでいます。年金額も少なく、貯蓄もありません。 築50年とはいえ持ち家があるのだけが救いです。 現在は介護サービスをめいっぱい利用しながら自宅でひとり暮らしをしており、週に1日は私が家に行くようにしています。…
ポータブルトイレは、居室などに設置できる便器です。購入には介護保険が適用されます。部屋に設置し、本人のみが使うものなので、本人の使いやすさやニオイ対策などにも配慮したいところです。こちらの記事ではポータブルトイレの基礎知識や介護保険の適用…
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歩行器は歩行を補助するための福祉用具で、介護保険でレンタルすることが可能です。認知症の方でも使用することが可能ですよ。この記事では、認知症の方が使う際の注意点を含めた歩行器の基礎知識、歩行器の選び方、そしてシルバーカーとの違いについて解説…
介護休業は仕事と介護の両立体制を整えるための期間です。介護開始時はもちろん、在宅介護、施設介護、入院中に関わらず、申請者による介護が必要だと判断されると取得できます。この記事では、介護休業制度の内容や入院中・施設入居中の介護休業取得につい…
介護医療院は痰の吸引や胃ろう、点滴などの医療的ケアのニーズが高い人が療養をしながら生活をする施設です。一方で介護療養型医療施設(介護療養病床)よりも、生活の場であることに重点が置かれています。介護医療院での生活や介護療養病床との違い、待期…
質問 現在ひとり暮らしをしている90歳の実父ですが、認知症はあるものの穏やかで人と話すのが好きなことから、グループホームへの入居を考えています。ただ、慢性疾患があるので医療体制が不安です。また、看取りをしていないのであれば将来的に移動しなくて…
認知症の方がデイサービスを拒否するのには様々な理由があります。理由を探った上で対策を講じていきましょう。この記事では認知症の方がデイサービスを拒否する原因と対策、認知症の方向けのデイサービス「「認知症対応型通所介護」をご紹介します。
質問 ひとり暮らしをしている認知症の母についての相談です。訪問介護の方に週に2回来てもらって買い物や掃除を頼み、週に1回訪問看護の人に来てもらっています。曜日や時間の感覚がわからなくなり、ゴミ捨てや服薬を失敗することがありますが、何とかひとり…
介護のための休暇制度「介護休暇」使いたい一方で今後の事を考えて使い切ることを不安に思う方もいるのではないでしょうか。2021年1月1日からは、1日や半日単位ではなく、1時間単位で介護休暇を取得できるようになりました。この記事では、介護休暇の内容や…
要介護5のお母様を、看取りを前提に自宅に戻したいとのこと。簡単なことではありませんが、けして無理なことではありません。この記事では、要介護5の方を自宅に戻す際に知っておきたい、介護保険サービスのこと、在宅での看取りについて知っておきたいこと…
質問 同居している義母が認知症です。徘徊やもの盗られ妄想があり、特に私に対して暴言があります。今までもあまりいい関係ではなく、さらに認知症の症状も出ている義母の介護をするのは限界です。 ショートステイも要介護1ではそれほど利用できず、睡眠不足…
想像よりも要介護認定の結果が軽く驚く方もいるのではないでしょうか。認知症の診断があればなおさらです。ただ、要支援2と要介護1の差は認知症の有無だけではありません。こちらの記事では要支援2と要介護1の判断や受けられるサービスの違い、介護認定…
介護ベッドがレンタルできるのは要介護2からですが、末期がんの方などの場合、ケアマネジャーに相談の上で、確認申請をすることで対象外の福祉用具のレンタルが認められることがあります。これは例外給付と呼ばれるものです。申請日から暫定でレンタルできま…
介護保険を利用した介護サービスの利用、住宅改修などには要介護認定が不可欠です。そのため、要介護認定は介護のはじめに行います。この記事では、要介護認定の内容や手続き、要介護認定を受けた後ですべきことについてご紹介します。
介護はできるだけ高齢者本人の年金や貯蓄で賄いたいもの。年金額や資産が少ない場合には、経済的負担を軽減する制度を利用して、自分自身の生活を守りながら介護を続けていきましょう。この記事では、介護にかかる費用、介護費用の軽減制度、年金が少なくて…
介護が必要になった場合でも、養護老人ホームでは外部の訪問介護サービスなどを利用して暮らすことが可能です。この記事では、養護老人ホームに入居する条件や介護について、介護ができない事情があるときに利用できる制度、万が一入居できない時の選択肢に…
ケアハウス(軽費老人ホームC)は食事や日常生活の支援をしてくれる高齢者施設です。自治体からの助成を受けている施設なため、比較的低額な料金で利用できます。自立型(一般型)と介護型があり、入居できる対象者が異なります。この記事では、ケアハウスで…
質問 93歳でひとり暮らしをしている義母ですが、久しぶりに家に行くと数種類の栄養補助食品を定期購入していました。人の良さもあり、勧誘されるまま契約してしまったようです。私が説明するまで、毎月届くような契約だとは把握はしていませんでした。すべて…
宅配弁当の割引制度は、残念ながら介護保険制度ではありません。ただし、市町村によっては補助制度が利用できます。また、介護保険の訪問介護サービスで、昼食の準備や配膳をお願いすることが可能です。この記事では宅配弁当の割引制度とその詳細を解説しま…
介護のキーパーソンは介護に関る判断や決定を担ったり、連絡窓口の役割をする「家族の代表者」です。重要な役割になるため、後から揉めないためにも家族・親族間でしっかりと話し合っておくことが大切です。本記事では、キーパーソンの役割や決め方、話し合…
世帯分離とは、役所に届け出をして、同居している家族を世帯ごとに分けることを指します。帯分離をすると、親の収入がない、または低い場合には、質問にあるようなショートステイの費用などの介護費用が安くできる可能性があります。ただし、条件によっては…
ヤングケアラーとは、家族の世話や介護などを担っている18歳以下の子どものことです。家族の役に立つ喜びを感じる一方で、ケアが長期間に渡ったり、年齢にふさわしくない重いものだったりすると自分の将来や生活が不安になる方もいるでしょう。こちらの記事…
介護保険では、ケアマネジャーが必要と判断した場合に訪問介護の通院等乗降介助、または身体介護を利用することができます。ただし、原則として院内の付き添いはできません。この記事では、介護保険の通院介助の内容や利用できないケースを中心に、自費サー…
質問 遠距離介護をしています。今までは車いすの母が通院等で外出する際には、父と一緒にタクシーで移動していました。しかし、父も歩行が不安定になってきており心配です。介護保険の通院等乗降介助は利用できますか? 定期的に通院している病院が2つあり、…
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老健では、他の施設と比較して手厚い医療ケアが受けられます。入所中に必要な医療ケアや薬代には医療保険が適用されないため、原則として費用は全額施設負担になりますが、例外として老健負担とならないものもあります。こちらの記事では、老健の医療費負担…
特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)は、介護保険が適用される施設です。一般的に「終の棲家」と考えられているので、看取りまでいるつもりの方も少なくありません。ここでは、終の棲家であるはずの特別養護老人ホームで退居が必要になるケースにはどん…
小規模多機能型居宅介護は通いや訪問、宿泊といった介護保険サービスを組み合わせて、在宅で生活を続けながら、施設のような手厚いケアを受けたいという方に選ばれているサービスです。毎月一定の金額で、回数や時間に制限なく利用できるので、たくさんサー…
夜間対応型訪問介護と定期巡回・随時対応型訪問介護看護では、どちらも夜間(午後6時から翌日の午前8時)に、定期訪問や必要に応じて随時対応を受けられます。利用者のニーズに合わせて、夜の時間帯に定期的に訪問してもらえるだけではなく、もしもの時に必…
地域密着型サービスは、出来る限り住み慣れた地域で生活が継続できるよう、市区町村により指定された事業者が提供するサービスです。利用対象は原則としてその地域に住む住民が対象となりますが、一部例外も認められます。ここでは、地域密着型サービスの内…
高齢になると食事量が減り、低栄養に陥りがちです。体調を心配してなんとか栄養を摂ってもらいたいと思う方も多いでしょう。在宅介護での食事管理の相談先としては居宅栄養管理指導があります。ここでは、高齢者の食事について管理栄養士さんの指導が受けら…
ショートステイは原則として30日間までしか連続して利用することができません。ただし、31日以上の利用が絶対にできないわけではありません。連続して31日以上の利用が必要な場合、市区町村に申請をして認められれば、いわゆる「ロングショートステイ」の利…
病院提供している疾患別のリハビリは介護保険の通所リハビリや訪問リハビリは原則として併用できません。しかし、通所介護(デイサービス)などの介護保険サービスとは併用できるので、ご安心ください。この記事では、介護保険の通所リハビリや訪問リハビリ…